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五芒星

昨日の続きです。ダ・ヴィンチ・コードに登場する重要なキーワードの一つ、五芒星(ごぼうせい)について、考えます。序盤から頻繁に出てくる単語なのですが、いったい何のことなのかわかりませんでした。今、上巻の120ページくらいのところなのですが、やっとわかりました。星です。☆です。

女神信仰が起源だが、悪魔崇拝的意味合いで使われることがある、なんていう説明があったので、よっぽど特殊なものかと思ったら、意外なものでした。軍人の階級章でも使われるという説明で、もしかしたら5角形の星型かと、ようやくわかったくらいです。

五芒星と黄金比、密接に関係しています。得意のCADで絵を描いてみました。黄金比1.618033988…、見事に合致してます。黄金比の実例を調べてみました。ビラミッド、パルテノン神殿、ミロのビーナス、凱旋門、植物の葉の並び方、巻き貝、さらには人体の中にもその比率をもつものがあるそうです。計算は意外に簡単で、

( 1 + √5 ) ÷ 2 です。

5角形とルート5には何らかの因果関係があるのかもしれません。

五芒星という言葉は、宗教的意味合いが強いらしいので、日本人にはなじみが薄いのだと思います。フィボナッチ数列、黄金比、五芒星、日常生活には必要ないですが、神秘的でとても興味深い言葉です。

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