高校の同窓会を企画中。
担任の先生を呼ぶことにした。
23年半ぶりの再会である。
今年の年賀状を出すことで前ふりは済んでいたから、
今日学校に電話したらすんなりとつながって、
メールアドレスを聞き出し、数回のメールのやりとりで
日程まで決めることができた。
先生の年齢というのはよくわからない。
当時の年齢で、三十代半ばくらいであったと推測する。
仮に35才だったとして、23年経っているから、58才ということだ。
たぶん60才で定年となるところまだ学校にいるということは、
おいらの推測が当たっているだろう。
女性の数学の先生だったわけだが、今では教頭にまでなっていた。
（別に物理の先生がいたのだが、その人が校長になっている。）
おいらは数学が得意だった。
しかし、一度だけ赤点をとったことがある。
忘れもしない、その先生が作った基礎解析のテストだった。
三角関数の公式を暗記していないといけないものだった。
数学は暗記じゃないから、その場で何とかなるというおいらの思い込みを
見事にたたきつぶしてくれた。
別にうらんでいるわけではない。
天狗になりそうなおいらをたしなめてくれたいい機会だったと、今では思う。
うーむ、23年半ぶりの再会が楽しみだ。
感極まって、泣くかもしれない。
そりゃないか。