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設計製造ソリューション展

毎年恒例の設計製造ソリューション展が東京ビッグサイトで開催されたので、見学してきました。過去最多360社が出展し、3つのホールをつなげられてました。外周をただ周るだけでも、20分くらいかかるくらい広かったです。製造業では、3次元CADが当たり前になりつつあります。どこのブースでも3次元CADがメインで、正直何をやっているのかよく分かりませんでした。3次元CADを使うようになったからと言って、2次元CADを使う必要なくなったわけではありません。それらは、両方必要でありその住み分けが必要なんです。でも、2次元CADは価格も安く、使っているものを使い続けているし、商売的には成り立たなくなっているのです。

大きなブースで注目を集めていたのは、SolidWorksとAutodeskでした。今、CADソフトで最も注目を集めている2大ソフトなので当然です。SolidWorksもAutodeskも、ほぼ同じ大きさのブースで競い合っているような感じでした。両方とも、メインステージ以外はサードパーティや販売会社にスペースを提供して、多様性を演出してました。私の会社もそれぞれに出展していて、その影響力を誇示していました。政治的な戦略を感じました。

私が最も注目したのは、IntelliJapan。AutoCADのコピー版廉価CADです。AutoCAD本体のバージョンアップに追随する形で、IntelliCADもバージョンアップしたようです。AutoCADのバージョンアップから遅れること約2年、なんとかしがみついている感じです。ブースは小さかったですが、そこそこの注目を集めてました。安いというのが、最も分かりやすい魅力です。アンチAutoCADの仲間として、今後も健闘してほしいCADです。

ゆりかもめから見えるお台場の観覧車。あたりまえですが、ゆっくりと動いてました。直径が100メートル、最高高度が115メートル、一周16分だそうです。一番上でプロポーズすると、そのカップルは幸せになるそうです。とくに紫色のに乗るとよいそうです。都市伝説でした。

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