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会社後輩と高校同級生が営む会社の従業員が結婚するという奇遇

それを知ったのは、月イチで開催する会社麻雀部で卓を囲んでいたとき。結婚したんだってねぇおめでとう!からはじまり、相手は何歳?仕事は何してるの?出会いは?って感じで麻雀打ちながら根掘り葉掘り質問をあびせた。これは対面のやりとりにおける礼儀みないなもので、その回答からあれやこれやと話を膨らますわけだ。28歳の理容師でとある会社に勤めていることが判明。その会社をよーく知っていた。

理容と美容を手広く手掛けている年商10億の会社であり、おいらの高校同級生が3代目社長であり、おいらも一度あいさつがてらにカットしてもらいに行ったことある。同級生のそいつとは、7~8年前のおいらが仕掛けた同窓会で久しぶりの再会を果たし、その後個別に何度か酒を飲んでいた。親から継いだ会社とは言え、よくそれだけでかい規模の会社を切り盛りしてるねぇって感心したものだ。最近ワイハーに16店目を出店したとさ。価格破壊が起きている業界で、高級路線を取って成功している例だろう。同じ錦糸町で働くものなので、そいつを誘って昨日ランチに行ってきた。同級生訃報の供花にも協力してもらっていたので亡くなった同級生の話や結婚した若者たちの話などなど、アラフィフ同級生の話は大いに盛り上がったのだった。従業員が150人いるってことだが、定期的に店には足を運んでいて、従業員の彼女のことも知っていたくらいだから、しっかり会社は運営されているみたいだ。

会社後輩はとなりの課の有望な中堅社員。慶大卒でかしこく、社畜だから結果を残す。長身でやや猫背。表情は暗くよどんだ感はあるが、周囲の人間とのやりとりをガシガシ進める感じで、不満を内に秘めつつのガッツリと成果を出して、順調に出世している。麻雀は強く、前述の会でも4戦中2回トップをとりポイントトップだった。部長たるおいらはどん尻とひどい結果だったのはこの際どうでもよい。長く同棲する彼女がいていよいよ結婚となり、特に式など挙げずに入籍をしたそうだ。ありがちな理由がそこにあったのだろう。ある意味おいらの若いころに似ているかもしれない。そんないい大学出てねぇけど、その社畜っぷりと周囲の人間とのきわどいやり取りの仕方が似ていると思った。これからパートナーとなる相手とともに、社会の厳しい荒波を乗り切ってほしいね。楽しいことは2倍に、苦しいことは半分になるからね。

おいら起点の別方向の人間関係が合流していたってのがおもしろい。このつながりが、双方において有利に運ぶことを願っている。しかし世間はせまいものだと思ったし、人間のつながりっておもしろいなって強く感じた。

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