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初詣は増上寺として、徳川家霊廟(ようするに墓)を見てきた

家の近所には山ほど寺がある。どれも小さな規模の寺だから初詣で行くような気にならないし、いつもだったらおいらの実家に近い西新井大師で済ませるところ、今年はおいらが熱を出して実家帰りを翌週に延期したから、家の近所のちょーデカい寺である増上寺に行ってみることにした。チャリで5分程度。

好天で穏やかな正月明けの土曜日。風はなく少し寒い程度。増上寺のちょい奥に東京タワーが鎮座している。東京タワーって美しいなとつくづく思う。赤と白のコントラストがいいし、土台がどっしりとしていてデンと構えているのがよい。スカイツリーが近代的でスマートなタワーだとすれば、東京タワーは昭和の偉大なシンボル。昭和生まれのおいらとしては圧倒的に東京タワー派だ。

徳川家霊廟は本堂に向かって右側をちょいと奥まで行くとある。徳川の歴代6人の将軍(二代秀忠、六代家宣、七代家継、九代家重、十二代家慶、十四代家茂)とその他将軍の子女を含む計38人が祀られている。入場料500円を取るわりには見学するエリアがせまく「こんだけ!」という感は否めないが、いやいや徳川家将軍の墓がこんなふうに一か所に集まっているのを見れるならば大いに価値がある。パンフレットともに絵はがき10枚くらいをもらったけど、いまどきハガキなんて出さないから無用の長物だった。

二代将軍秀忠とお江の墓。長兄の信康が切腹、次兄の秀康は豊臣秀吉に養子として出されて、三男である秀忠が継いだ。お江はと言えば、で織田信長の姪っ子(浅井三姉妹の1人)。ここまでで信長、秀吉家康の名前が出てきていることから言って戦国時代の集大成と言える将軍だ。家康亡き後に、江戸時代のいしづえを築いたわけだし。

徳川将軍家墓所 鋳抜門。みんなありがたがって拝んでいた。おいらは、バックの東京タワとの相性がいいなと思った程度。

増上寺の地下には宝物殿なる展示場がある。病み上がりであんま元気がなかったので入らなかった。次回行ったときにぜひ見てみようと思う。来年2020年の初詣がその機会になるかな。

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