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米ドルMMF積み立て状況2019/1

米ドルMMF積み立てをはじめてみてから、はや2か月経過。SBI証券でゴールドマン・サックス(米ドル)を20万円分購入して、円換算損益がマイナス3,096円。今現在が110円弱に対して、12月分が113.85円という円安状態で買ったため大きくマイナスとなって、1月が108.62円だからマイナス分を少し減らした。

当初の目的から言えば、こんな直近の為替変動はどうでもいいはずだったが、どうしても気になってしまう。参議院議員であり伝説のトレーダーと言われている藤巻氏の言い分が正しければ、近い将来日本はハイパーインフレとなって円の価値が暴落する。1ドル200円なんて状態を経て500円や1000円になって、円建ての資産は吹っ飛んじまうという過激でありながらも、なんだかありそうな説だ。日本人なら資産を円でしか持っていないのは普通のこと。海外旅行用にドル紙幣を持っていたところで、数万円程度がいいところ。もし円が暴落したなら、その対比となる米ドルが暴騰するわけだから、キズが浅くなるという発想。さすがに資産の半分を米ドルにするようなチャレンジはできないので、細く長米ドルMMF積み立てを続けて米ドル資産が1割くらいになるのが理想。

藤巻氏は仮想通貨も退避資産になると言っている。この1年下がり続けている仮想通貨ではあるが、法定通貨が危機を迎えたときにブロックチェーンという革新的な技術を持った仮想通貨への信頼度が高まり、資産保護の役に立つという考え。おいらの場合は、すでにそこそこの仮想通貨を持っている(含み損あり)から、これ以上新たに持つ必要はない。

米ドルMMFとは、ようするにリスクが低い投資信託だ。普通なら日本円で買うところを米ドル建てで買うから、日本のゴミみたいな金利ではなくて、アメリカのそこそこ高い金利が適用される。ゴールドマンサックスのものは1.942%の利率が想定されている。欠点は為替差損が発生すること。円から米ドル、米ドルから円にしたら二重に発生するから、いかに高いアメリカの金利でも余裕で消えてなくなる。おいらの想定では、円から米ドルにするのは当然のことながら、平常時は米ドルは米ドルのままにしておく。円が極端に下げてしまったの状況において、ドルを円に変えて当面をしのぐという考え。

ともあれ、5年や10年のような長い目で見て、この米ドルMMFがどうなっていくかを見据えていきましょ。

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