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生まれてはじめてちゃんとした料理を作った49歳の夏

いや、料理を作ったことはあるんだけど、卵焼きとか味噌汁とか野菜炒めなんていう単発的なことはやったことあるだけで、夕食のテーブルに載るすべての料理を1人で作ったのは、ホント生まれてはじめてなわけだ。

日本は絶賛おぼん休みなので、おいらは今週いっぱい休みであるのに対して、普段料理をしてくれる妻は出社。だったら、おいらが全部料理をしてみようじゃないかという考えだった。しかし、49歳になるまでそんな機会がなかったというのは、何やら偏った生き方をしてきたんだなとつくづく思う。結婚と同時に実家を出て妻と暮らし始めたから1人暮らしの経験がなく、料理をつくる必要がなかった。料理の味や質に対してこだわりがない人間だった。それが今料理をしたいという気持ちが高まった。今回を機に、これからも定期的においらが料理を作るということをしていきたいと思う。経験がなく手際が悪いので妻に不満を持たれるかもしれないが、料理はウデではなく気持ちだと信じている。失敗があるから、今度はうまくつくろうという気になって、次第にうまくなっていくもの。

メインディッシュはチンジャオロースー。はじめてなんで、クックドゥ(味の素)を使う。え?って思われるかもしれないが、急に難しいことをして料理のメンドウさに絶望してもいけない。でも、ピーマンとタケノコと肉を細切りにするのはけっこうタイヘンだった。野菜を炒めて皿にとる。ピーマンの火の通し加減が難しかった。肉を炒めてクックドゥを流しこみ、野菜を戻して炒める。味付けはクックドゥなので何の心配もなく、おいしい料理が出来上がった。

副菜は「チンジャオロースに合う献立15選。一緒に食べて旨さUP!」から2品を厳選。
包丁も使わない!キャベツときゅうりのうま辛ラーポン。めん棒なんて我が家にはないので、包丁の尻でガンガンと叩いた。うまくヒットせずに何度もトライしなければならなかった。我が家にはラー油がないので買ってきた。ギョウザ食う時どうするのかって酢オンリー。キュウリもキャベツも手でちぎるので包丁要らずだったんだけど、逆にかなり手間がかかった感じ。けっこうな分量できてしまったので、しばらくのあいだは副菜として我が家の食卓に載ることになる。

きのこたっぷり中華風春雨スープ。2品目はスープだろうと思ったし、春雨ってのはヘルシーでいいなと思った次第。我が家は夕食に米を食わない文化があるので、春雨で食った気になろうという気持ち。オイスターソースが切れていたので買ってきた。しめじ、にんじん、長ネギを使うのでヘルシーこの上なし。調味料入れて3分煮込むだけだったから、材料さえそろえれば作るのは簡単だった。大さじ、小さじを計る器具がなかったので、れんげで代用した。

お盆休みはまだまだ続く。残り物で翌日の昼メシをまかなうことにしよう。チンジャオロースー丼にするのが有力。また、買い込んできた材料が残っているので、そいつらを使って新たな料理にチャレンジしてみるのもよし。クックドゥ的に言うと、ホイコーローを作りたい。

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