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製品と人材を非営利団体に無償提供して社会貢献する

毎年1回行われる会社のコンペに出すプランを練ってみた。新規事業創設と既存業務の改善の2コースがあって「製品と人材を非営利団体に無償提供して社会貢献する」は前者になるだろう。

営利企業であったとしても、社会貢献として世のために立ち働くことは必要なこと。利益優先なのはいいとして、それだけに突っ走ってしまえばかたよった組織として社会からの非難を浴びやすいし、そこで働く社員のモチベーションは上がらない。利益を損なわない範囲で、社会のためになることを行いつつ、社員の多角的な勉強の場とすることで、一挙両得をねらう。

プランの概要は以下の通り。
・非営利団体(NPO法人、NGO法人)に自社製品を無償使ってもらって、業務効率をあげる
・モノの提供だけでは弱いため、ヒトを派遣して導入へのハードルを下げて業務効率につなげる
・製品導入のみにとどまらず、IT推進を行うべく情報システム担当の役割を担う
・提供側である我が社は、製品導入の好事例としてアピールできて広告効果を出す
・ボランティア休暇を利用した社員を一定期間(6か月~1年)非営利団体に派遣する
・目的を実現するために、会社の人材やリソースを使うことを可能とする
・派遣した社員は通常業務で体験できない経験を得られ、社会貢献することがモチベーションアップにつながる
・社員へのインセンティブは地位向上による収入アップだけでなく、世の中のための活動ができるということもあるはず

具体的な派遣先NPO法人は、比較的大きな規模で活動しているところが望ましい。双方の思惑が一致する相手先を探し出すことも重要な活動となる。例としていくつか挙げる。
・交通遺児育英会(あしながおじさん)
https://www.kotsuiji.com/
・国境なき医師団
https://www.msf.or.jp/
・ワールドビジョン
https://www.worldvision.jp/
・シビックフォース
https://www.civic-force.org/
・カタリバ
https://www.katariba.or.jp/

なかなかいいプランになってきた。まぁ、うちの会社でこんなキレイごとがすんなりと通るとは思っていないけどね。審査する人間次第だ。提案者たるおいらにとっても「その場の思い付き」的なものなんだけど、第一歩を踏み出す活動なんてみんなそんなもんじゃないかと思うのだよ。

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