サイトアイコン CAD日記

PC素人が何についてわからないかを説明するのは難しい

高校同級生の友人からLINEが入った。
「前PCからUSBメモリーに記録。新PCにUSBメモリー差し込んで開こうとしたら出来ない。」
即レスで以下を返した。
・旧PCでUSBメモリの中身確認(ちゃんと中身あるかどうか)
・新PCを再起動して、USBメモリーを挿す
・新PCで中身入ってるか確認

結果でいうとおいらの回答は的外れだった。事実を以下に列記する。
・新PCでUSBメモリを認識していて、中に入っているファイルを確認できる
・ファイルをダブルクリックしても開かない
・ファイルを右クリックして「編集」ってやると文字化けした画面が出る
・エクスプローラでそのデータを見ると種類に「FWBファイル」と表示される
・FWBファイルは筆まめで作ったデータ
・新PCに筆まめがインストールされていない
・新PCに筆まめをインストールすれば、データをダブルクリッくすれば開ける

最初の連絡内容からはここまではわからないので、画面を写真に撮って送らせたからわかったこと。あらためて最初の一報をよーく読むと、上で挙げた事実が読み取れることがわかる。日々CADの問い合わせの回答をしなれていると、文章をちゃんと読まずに言葉の断片で判断してしまうので、そこはおいらの反省点。

筆まめというアプリを買ってインストールすべしと彼に伝えたが、その後どうしただろうか?ちょっと心配になってきたので、調べたことを以下に書き記す。筆まめを出しているメーカーはソースネクストで、筆まめネットなるサイトが存在する。ここから、買うこともできるし体験版だって入手できる。この手の個人ユーザー向けアプリを販売するメーカーはどこもソースネクストに買収されちゃった感じなのかね。零細ソフトウェア業界きびしいですなぁ。

筆まめの最新バージョンは30。Ver.30ってか。。その数字の大きさがこれまでの長い歴史を物語っている。20年連続販売本数第1位のはがき・住所録作成ソフトなんですごいのは確かだ。ストアで購入すると、新規のダウンロード版で3880円、アップグレード乗換版で2900円。個人ユーザー向けだから、こんな風に安い価格設定しないと売れないよな。体験版もあった。体験版の制限事項は、連続して印刷できない(1枚印刷後10分間次の印刷ができない)程度で、利用期間的な制約はなさそう。だったら、3千円も出して買う必要なくて、体験版でいいんじゃね。

彼はなぜ新PCに筆まめをインストールしなかったのだろうか?まず、筆まめというアプリの存在を認識していなかったのだろう。データとアプリの関係をざっくりと伝えたが、あんまり響いていなかった。つっこんで聞いてわかったのは、前の前のPCから前のPCに移行した際にはこんな問題なかったって。なるほど、前の2世代分のPCにはプレインストールで筆まめが入っていて、今回買ったPCには筆まめが入っていなかったってのだ。イマドキのPCはプレインストールアプリがほとんど入ってないんだね。おいらのように、PC買ったらOSをクリアインストールすると決めている人間にはわからん事実だ。

また何かあったら聞いてこいと言ったが、その他もろもろ困っているだろうな。まずPCがネットにつながってないんじゃね、メールソフトは何使えばいいんだ、Windows 10の操作がわからんだろ(もしや前に使ってたのはXPとか。。)、なーんて感じ。おいらは問い合わせ回答の業務もやっているアラフィフPCオタクなんで、アラフィフ情弱オヤジになーんでも教えてあげるよ!ディスったりしないから安心したまえ。

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