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VALUという宴の終焉

一時の熱狂は瞬く間にすぎて、衰えてしまった。仮想通貨でひとの価値を評価するという仕組みは魅力的だったけれども、大衆は熱しやすく冷めやすい。
個人が上場して価値を見出せるというおもしろさを明らかにしてくれただけでも、VALUには感謝していて、またこんなサービスが始まってほしいと切に願う。
ここに落とした資産はそこそこあって、くやしい思いもありつつの言い訳めいた言及なので、話半分で受け流してくれや。

思わず詩的なことを書いてしまった。日本の法律的にVALUは10年早かったのかも。そこで名を売った人間が引き続き名を売り続けてくれれば、VALUというサービスがあった価値があるし、そこに時間と金をつぎこんだおいらのような人間の存在価値もあがるというもの。価値観なんて頼りないものに寄りすがったところで何も得られないのだろう。思いのたけを語ろうとすると、なかなか言葉が続かないし、書けば書くほど欲求不満になるぞよ。

今週末に、VALUに残ったビットコインは引き上げる。個人に投資した資産は電子紙屑になったわけだが、そうやって思い入れた自分の気持ちだけは、あいかわらず自分の中に残るので、そんなことがあったということは、心の中に大切に刻み込んでおく。

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