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浄化してしまいたい

40歳代の子持ち女性が、思い出したくない嫌~なエピソードをネタにして浄化するブログ。
浄化してしまいたい

引き込まれて全記事24本を読んでしまった。
このウツウツとした感情は同感できるものであり、過去に自分の周囲にいた友人やらセンパイやらについて語っている。
現在に近いところで、夫の実家(義実家)のトイレが汚いので掃除してやったりという話が印象に残った。
我が息子がそんなトイレを使うことを恐れてやむを得ずの行動だったことはよくわかる。
我が夫がそんな状況に何も手を下さず、傍観しているっぽいところは切ない。

思えばおいらのまわりにもいろんな人間がいたもんだよな。1人のことを思い出して浄化してみよう。
忠治。小学校・中学校を同じ学校で過ごし、高校は別になったが折々に遊んでいた。出っ歯で女子受けしない容姿。公団に住み、地味な姉さんがいて、お母さんからは忠治はしょうがないねぇって、その行動をいつもあきれられていた。公団でせまい家だが、四畳半のクソせまい部屋を自室として利用していて、やけに高価なステレオ買って、当時めずらしいコンパクトディスク(CD)で、いい音質だろーって自慢していた。よく遊びに行っていたがクーラーないんで夏は暑くてよりつかなかった。

おいらは大人しい優等生で、一軒家にエアコン付き自室があったので忠治がひんぱんに遊びに来ていた。自室が玄関を通らなくても入れる位置だったので気楽に来れてよかったのだろう。成績は常にトップクラスで、中学受験もするくらいだった。結果は落ちて公立行った。中学でも成績がよくて、都立のトップ高校を受験するも落ちた。中学でトップクラスの成績の人間が8人ほど受験して、落ちたのはおいらだけ。35年も昔のことだけど、あのときあの高校に落ちてホントによかったと思っている。頭いいヤツのなかで競争するよりも、下のランクでトップにいるほうがおいららしいと思うから。上の下よりも中の上のほうがいいという理屈。滑り止めの私立高校に入っておいらの人生は確実にいい方向に向かった。

忠治はというと成績は中の中程度なのに、ランクが上の高専を受験。教師から無理と言われていたのに合格。結果、おいらよりも偏差値が高い高校に入るという状況になった。お互いの高校が規則のゆるい高校だったので、バイトで得た金でゲンチャリ買って、行動範囲を広げて楽しんでいた。彼からはいろいろ教えてもらったなぁ。続きは後日。

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