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博物館

我が家で博物館と言えば、ラーメン博物館のこと。
全店制覇に向けて、着実な歩みを継続している。
土曜日の正午少し前、過去に例がないほど空いていた。
からみそラーメンで有名な龍上海が20分待ちで、
他の店は5分以下の待ち。
ここに来たら長時間並んで食べることが当たり前だったので、
拍子抜けしたが、一方で気持ちの余裕を感じた。
あとで考えると、待たされて欲求を高めて食べるのが、
うまさを高める秘訣だったのかもしれない。
春木屋
一店目は、初めて行く店「春木屋」。
中華そば800円。

待ち時間ゼロ。
すぐに席につき、5分後にはものが出てきた。
魚介系スープ、にぼしって感じ。
けっこう油っこいのが意外だった。
どちらかというと、魚介系は苦手だということが判明した。
決してまずかったわけではないが、
ちょっと期待はずれ。
こうなったらいつものあの店に行くしかない。
佐野さんの店、支那そばや。
ミニラーメン550円+名古屋コーチン味付玉子150円。

5分並んだあとに入店。
やっぱり、いい仕事をしている。
すでに一杯のラーメンを食べたあととは思えないペースで、
猛然と食べ続けスープまで飲み干したのだった。
さわやかな気持ちになれた。
1Fにあがったら、佐野実の履歴書という展示をしていた。

おみやげとして購入して、後日食べた白式部。
まあまあ、うまかった。

さて、ここでちょっとしたラーメンに関する考察をしてみたい。
ラーメンの基本は熱いこと。
真夏でさえ、熱いラーメンを汗をかきながら食べるのは当然。
しかし、熱いラーメンというのは早く食べることができない。
おいしいものは早く食べたいという欲求から、
間違ったペースでラーメンをすすると、口の中をやけどする。
やけどは、ラーメンをおいしく食べ続けるのを阻害する。
では、すこしぬるめがいいかというと、それは違う。
ぬるいラーメンは、文句なしにまずいからだ。
ジレンマ。
熱いラーメンを、やけどしないように注意しながら、
猛烈な勢いで食べることが肝要だ。
簡単なようで難しい。

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