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Windows Server

仕事で、Windows Serverに触れる機会が増えてきた。
クライアント系のWindows OSを操るのには慣れているが、
サーバーとなると勝手が違って戸惑うことしきりだ。
Windows Server 2003 R2。
R2(アールツー)とは何か。
てっきり、ServicePackのようなもので、後から自由に
適用できるものだと思っていた。
R2は、正確にはRelease2のこと。
つまり、製品が異なるものであり、2003を持っているユーザーが、
R2にアップグレードすることはできない。
ServicePackのように後から追加インストールできないし、
価格的にも新しく買いなおす必要がある。
Standard Editionであれば176,000円が必要になる。
具体的な価格を出してみると、サーバーOSって高い。
(会社ではMSDNを契約しているから、OSの値段というものに
 あまり注力したことがない。)
2003と2003 R2の違いは何か。
内部的な目立った変更はなく、新しい機能が追加されている。
こちらのリンク先に詳しい情報がある。
どれもこれもよくわからない暗号のようなことが書かれているし、
身近なところで役に立つようなものはない。
唯一これは使えそうだというのが「ファイル・クォータの管理」。
フォルダごとに、ユーザーの使用容量を制限することができる。
共有フォルダを自由に使わせておくと、人によってアホにみたいに使うのが
あらわれるので、それを抑制できるというわけだ。
Windows Server 2008 R2。
2008が出てからまだ1年と経っていないが、もうR2が出ている。
と言っても、Beta1という位置付けである。
リリース予定は、2009年1月。
そう、Windows 7と同じ時期で、7のServer版OSということになる。
2008 R2と名前が決まるまでは、Windows Server 7と呼ばれていたそうだ。
そして、重要なポイントが1つある。
64ビット版しか存在しないことだ。
Server OSにとって、64ビット化することのメリットは大きい。
4GB超えのメモリーを積み、64ビットネイティブアプリケーションを走らせたら、
劇的なスピードアップが図られることだろう。
32ビットのサーバーOSをやめてみる(新しいバージョンを出さない)というのは、
マイクロソフトにとって、大きな転換点になるだろう。
今後は、サーバーOSに触れる機会が多くなる。
ファイルサーバーとしての2003 Serverがあるにはあるが、
あまり自由にいじくることができないマシンだ。
身近において、あれこれといじくれるマシンを仕立ててみようと思う。
楽しみになってきた。

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