サイトアイコン CAD日記

PCの時刻2

前回書いたワークグループ環境での時刻合わせに続いて、
ドメイン環境でのPC時刻合わせについて書いてみる。
情報ソースはこちら。
Active Directory 環境における時刻同期 by @IT
自宅のPCでは、日付と時刻のプロパティにインターネット時刻
というタブが出るのに、なぜ会社のPCではでないのだろうか。
こんな日常のふとした疑問から始まったのだった。
会社のPCで時刻を合わせるにはどうしたらよいのだろうかを
調べてたどりついたのが上記サイト。
まず、自宅PCと会社PCの違い。
ワークグループ環境かドメイン環境かの違いだった。
近頃、よくADなんて言葉を耳にするがそういうことだ。
Active Directoryについては、たいへん奥が深い世界で、
語るほどの知識を持ち合わせていないので、詳細は省く。
いつか勉強しておくことにして、話を先に進めよう。
要するに、サーバー(DC=ドメインコントローラ)で設定すればよいのだ。
サーバーで、定期的にNTPサーバーから時刻を取得して、時刻合わせをする。
クライアントは、サーバーから時刻を取得して時刻合わせをするのだ。
サーバーでの設定方法は2つある。
方法1
w32tm /config /manualpeerlist:【NTPサーバ】,0x1 /syncfromflags:manual
w32tm /config /update
方法2
net time /setsntp:【NTPサーバ】,0x1
net stop w32time & net start w32time
会社のサーバーで方法1を試してから、約2週間が経過した。
(NTPサーバーは、社内のNTPサーバーを指定)
サーバーはもちろんのこと、課内のPCすべてで時間が合うようになった。
クライアント側は、常にサーバーから時刻を取得するようになっているため、
何も設定しなくてもよいのだ。
ということは、今までのおいらのPCは、サーバーのいい加減な時刻で、
定期的に強制的に時間が狂わされていたのだ。
おいらのPCは、あるフリーソフト(桜時計)をスタートアップに登録して、
PC起動時に時刻合わせをしていたのだが、完全に無駄だったわけだ。
課内の人は、自分のPCの時刻がピッタリ合うようになったことに
気付いただろうか。たぶん気付いていない。
そんな些細なことに注意を払う繊細な人間はいないから。
仮に気付いたとしても、その理由を追求したり、そのメカニズムを
知りたいとは思わないだろう。
自己満足ってことか。

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