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土肥

土肥金山で有名な地に足を運んだのは、土曜日の昼過ぎ、
このままダラダラと過ごして、張りのない3連休とすることへの
やりきれなさを払拭するためのギリギリの選択であった。
一休.comで宿を探して、妻が直感的にいいと感じたのが、
畳の宿 湯の花亭
アワビの踊り食いが、魅力的だった。
午前中は厳しい渋滞だった東名自動車道も、
午後の2時3時になれば、スルスルと流れていて、
快適に走ることができた。
沼津までの約110kmを難なく走りきり、一般道でやや渋滞があったものの、
日没前に宿に着き、美しい夕焼けを見ることができた。
・アワビの踊り食い
アワビの踊り食い
・朝食に出たエビ

宿は、部屋の中はもちろんのこと、廊下、エレベーターまで全部畳。
風呂の中まで畳だったことには驚いた。
部屋は広く、次の間まであり、海に面していて景色がよかった。
なぜか知らないが、カメムシが大量発生していて、窓に10匹以上
へばりついていたのには閉口したけれど...。
食事は、アワビを主役に、巨大な船盛り、エビ、煮物、焼き物などなど、
新鮮な海の幸が食べきれない分量出てきたがほぼ完食。
翌朝、周辺を散歩した。
さすが西伊豆の海だった。
海の色がきれいだ。
・堤防で釣りをする人たち

・きれいな西伊豆の海

帰りは修善寺に寄ったが、大して印象に残らなかったので写真なし。
付近を小一時間歩き回ったが、疲労が残っただけで大きな成果なし。
赤蛙公園という名前に心が動き、足を延ばした。
なんの変哲もない、広場。
島木健作という作家が書いた短編小説「赤蛙」を知った。
近々読んでみようと思っていて、検索してみたら青空文庫で
公開されていたので、今読んだ。
赤蛙~島木健作

いやはや、どんよりとした暗い小説だ。
でも、今のおいらの気持ちには合っている。

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