サイトアイコン CAD日記

JacConvert

Jw_cadネタなんて、何年ぶりだろうか。
ペーパーモデル化ツールでググって、皆さんどういうことを言っているのだろうかと
市場調査していたら、JacConvertというソフトに行きついた。
ペーパー空間のDWGをモデル空間にして、JacConvertでJWWに書き出すようだ。
SXFやPDF、EMFでの書き出しができるという点も優れている。
JWWの最近のニュースでは、Ver7でデータ形式が変わったこと。
図面中にビットマップを配置したときに、JWWファイル内にビットマップを
同梱できるようになった。
ファイルが複数に分かれてしまうことのデメリットを解消する、素晴らしい仕様だ。
ところがだ。
同梱する際に、ビットマップをそのまま入れたらファイルが巨大化することは避けられない。
7.00においてgzipで圧縮する仕様だったのが、7.02でそのまま入れるように
仕様変更が行われた。
おそらく圧縮アルゴリズムだか、圧縮ユーティリーを使用するための権利で
もめたのだろう。
フリーソフトであることが裏目に出たものと思われる。
これは、まったくの想像で言っていることなので、事実と異なる場合は申し訳ない。
話を戻してJacConvert。
MS-DOSの時代からの長い歴史、今でもこまめに修正が行われていること。
2,500円という低額で購入できることも含めて、たいへん好印象のコンバータだ。
どこかの5万円もするソフトとは大違いだ。
個人で作っているもののようで、そこも好感が持てる。
もし、ペーパーモデル化ツールでJWW、JWC、SFC、P21での保存ができたらどうだろうか。
既存のDWG、DXF保存と合わせれば、2次元CAD図面交換形式のほぼすべてを
カバーできて、これ1本でユーザーが望む形を実現できるコンバーターになるであろう。
さらに、Visioをからませてみると面白い結果を生むだろう。
長期的視野で検討してみたいと思う。
Ver4か...。

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