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OpenPNE

誰もが無料で自由に利用できるオープンソースのSNSソフトウエア
OpenPNE(オープンピーネ)
こいつはいけるかもしれない。
企業内、あるいは社外のグループで情報共有できるシステムを探していたのだ。
ドリコムブログ、サイボウズブログ、Movable Type Enterprise、日立のBOXER何とか。
商用ベースの商品はどれも高くて、権限のないおいらには
ちとハードルが高くてあきらめそうになっていた。
意外なところから情報をゲットできた。
結局のところ、情報は人だな。
Webでどんなに検索してみたって、その世界のキーワードが
わからなければ、得たい情報には行きつかない。
何気なく電話で話を振ってみたら、OpenPNEを教えてくれた。
Webでもなく、メールでもなく、電話というところがポイントか。
Web2.0とは、ちと違う。
OpenPNEに話を戻そう。
動作環境は、Apache・PHP5.2.3以降・MySQL4.1以降。
レンタルサーバーで動作させるのは、少し困難があるようだが、
おいらが借りている「さくら」での、導入事例があるのを発見したので、
まずはテスト的に導入してみようと思う。
mixiとそっくりのインターフェースらしい。
社内の情報共有というテーマは重い。
個人内に滞りがちな情報をオープンにすること。
誰が何を知っているかを明らかにすること。
情報公開した人間へのインセンティブ。
こんな課題が思いつく。
一番重要なのはインセンティブか。
給料を上げるというのが一番直感的で影響力があるが、
これは既存の評価軸をぶれさせることになる。
あくまで、既存の仕組みやシステムと共存した上で、
新しい情報共有の在り方を提案しなければならない。
自分が経験した情報をみんなに知ってもらうためには、
情報を整理して文章を書いて推敲して...。
とても時間のかかる作業であり、それに対して
何の報酬もなければ、誰も情報など出すわけがない。
今読んでいる本にいいことが書いてあった。
インセンティブ=技術者の誇り
非常に小さなインセンティブであり、与える側のコストが低い。
技術者である以上、自分が持っている技術に誇りを持っている。
知っていることを知らない人に教えてあげることは、
教える側にとっても喜びのはずだ。
技術者の潜在的な欲求を満たすことにもなる。
頼りにされて迷惑がる人間もいるだろうが、少数派だと信じたい。
仕事が増えて嫌がる人間がいるとすれば、それもよい。
全員参加で義務としてやるべきことではないのだから、
ノリが合わない人間は、参加しなければいい。
その代わり、口出しもしないでほしい。
さて、このミッションうまくいくだろうか。
共感してくれる人間がどれくらい集まってくれるかがカギだ。

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