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妥協

高校の卒業文集に書いた文章のタイトルが、「妥協」であることを思い出した。
今、それをひっぱり出してきて一読してみた。
「これからの僕に僕が期待することは、基本に忠実に生きていくということです。
ぜいたくは言いません。せめて大学にいって、それなりに人生歩めればいいでしょう。」
なんてことを書いていた。
ちょっとわかりにくいが、当時の感情を思い出したので書いておく。
がんばれば、ハイレベルの生活ができるポジションに身を置くこともできるだろうが、
あまり高望みをせずに周囲より少しいい生活ができればいいだろう、
という意味での「妥協」だったと思う。
上の下で苦しいのより、中の上で楽なほうがよいということだ。
妥協しあって合意を得る。
よく言えば、歩み寄る/尊重しあう/譲り合う/協調する。
妥協というフレーズに嫌悪感を持つ人はいる。
まぁ、それもいいだろう。
妥協という悪を排除して、正義を貫いた結果得られるもの...。
独裁、不調和、帝国主義、非民主化。(オーバーか?)
きっと、そんな人でも上役の意見には妥協するんだろうな。
マイケルサンデルも言っている、正義は一つではないと。
おいらの座右の銘は、「妥協」ということにしておく。

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