サイトアイコン CAD日記

Teigha3.8

AutoCAD 2013が出てから半年ちょっとが経過。
3年ごとのデータ変更の年だったわけだが、まだ2013形式のDWGは
世にそれほど出回っていない。
なぜなら、2013形式データを読み書きできるのはAutoCADをはじめとした
Autdesk製品だけしかないからだ。
Teighaは、AutoCADデータ(DWG,DXF,DWF)を読み書きするための
コンポーネントライブラリで、非AutodeskのCADベンダーならどこでも
使っているものである。
年間3000ドルで、使用権を得られるのはたいへんリーズナブルだ
3.8というバージョンで2013形式に対応する。
この11月末には、その準備が整うようだ。
毎年リリースされるAutoCAD、高額なバージョンアップ費用、
2次元機能についていえば大して強化する余地のない状況。
果たして、どれだけのユーザーがAutoCAD2013を使っているだろう。
毎年の恒例行事として、新しいAutoCADをインストールして、
ただその行為自体に満足しているだけのような気がする。
デスクトップにあるAutoCAD2013のショートカットが、なんだか
むなしく見えてくる。

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