サイトアイコン CAD日記

PDFアレコレはこんなところが落としどころかね

この3連休はPDFiumを使ったサンプルアプリ作成に取り組んでいて、まぁそこそこの感じにできあがったのでここらでいったん完成としておく。

今回からx64 OSでしか動作しない仕様とした。x86でも動くのは確認しているんだが、いかんせんPDFiumのdllがデカいから都度アップしているとサーバーの容量を食ってしょうがないから。
PDFアレコレ紹介ページ

何を変えたかってことでは。。。
・ファイルオープン/クローズを画像変換や描画などの処理から切り分けた
・処理結果をログ形式にして積み上げていくことにした
・画像変換でメモリーを無駄に消費していたので都度解放するようにした
・描画時にマウスホイールでページ移動できるようにした
・描画時にPDFの用紙サイズを表示した

C#のようなmanagedの言語をガッツり使うのは初めてなもんで、メモリーの扱いにとまどった。unmanagedであれば、取得したメモリーは明示的に開放しなければならないし、クラスの中で取得しているメモリーはスコープを抜けたら解放してくれる。ところがmanagedはひたすらメモリーを使い続けて、よきタイミングでガバっと解放する。managedでもスコープ抜けたら解放してくれると誤解していたがそんなことないのね。画像を扱う場合は大量のメモリーを使うから特に注意が必要。100MB単位でメモリーが消費されていく様は見てられない。メモリー消費が可視化されるあたりはVisualStudioが新しいからってこともあるわけで、やっぱ新しい環境は使わなきゃいかんな。Disposeなる関数を都度呼ぶことが絶対に必要なことだということを学んだ。

PDFium Viewerは、他にPDFのページ分割や結合ができる模様。もう一段の強化をするかどうかはまた考えていきましょ。もし現行機能においてこんなことができたらいいね、っていう要望があればコメントされたし。実現可能でおもしろそうな機能なら次の版に組み込んでみるから!

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