1.イントロダクション
・キャッシュレス・ポイント還元事業(中小店舗5%、大手コンビニなど2%)は2020年6月30日で終了
・消費税増税の2019年10月から開始して、増税による消費低迷を防ぎキャッシュレス化推進に貢献
・延長を望む声がある中、予定通りの8か月間で終了となったのは次の一手があったから。。
・マイナポイントを使える期間は2020年9月~2021年3月末 ※今は予約可能期間
・キャッシュレス決済サービスで2万円チャージすると5千円分のポイントが付与される
・マイナンバーカードを持っていることが大前提!
2.マイナンバー普及率推移(総務省)
2020/2:15.0%、2020/3:15.5%、2020/4:16.0%、2020/5:16.4%、2020/6:16.8%
特別定額給付金10万円をはやく欲しいと考える人が役所に押し寄せたかというと、コロナ禍なんでそんなわけはなく、亀の歩みのごとく、毎月少しずつ増えているという状況。
国民にとって実質的にはじめて得することができるマイナポイント開始でどうなるか。。3か月後の数字に注目。
3.マイナポイントに参加しているキャッシュレス決済サービス
・電子マネー・・・・・42サービス ※SUICA、PASMO、nanaco、WAON、楽天Edyなど
・クレジットカード・・24サービス ※オリコ、dカード、楽天カード、三井住友カードなど
・プリペイドカード・・21サービス ※ゆうちょ銀行、生協、ドラッグストアなど
・QRコード決済・・・16サービス ※PayPay、LINE Pay、楽天Pay、d払い、au Pay、ゆうちょPay、メルペイなど
・デビットカード・・・・・4サービス ※三井住友銀行、イオン銀行など
4.各社の上乗せキャンペーン一覧
■QRコード決済
・PayPay:抽選で最大100万円相当のポイントが当たる ※ギャンブラー注目
・ゆうちょPay:合計2,000ポイントを付与 ※最大ポイント付与だけどゆうちょPay。。
・au PAY:上限1,000円相当のau PAY残高を付与
・メルペイ:メルカリでの買い物で5%上乗せ(上限1,000ポイント)
・LINE Pay:上乗せでもらえるのは「特典クーポン」15枚 ※要するに店舗固有の割引券
・d払い:登録で500円相当のポイント付与
・J-Coin Pay(みずほ銀行):500円分を上乗せ
・FamiPay:先着10万人に500円相当を上乗せ
■電子マネー
・Suica:1,000円相当のポイントに加え、抽選のチャンスあり ※Suicaはみんな持ってるからねぇ
・WAON:最大で2,000WAONを付与 ※イオン、まいばすけっとで買い物する人は有利
・nanaco:500円相当をプレゼント
■クレジットカード
・三井住友カード:抽選で100名に10,000ポイントを付与
※以下サイトから引用。
マイナポイント「上乗せキャンペーン」で本当にお得なのはどれ? その見極め方
5.マイナンバーカードが欲しいんだけど。。
「ググれカス」ってわけにはいかんので、少しだけ手がかりを。
・個人番号通知書(または通知カード)を持っているならWebから申し込み。2週間くらいでメールが届くので役所へGO!
・個人番号通知書(または通知カード)って何?たぶん捨てたという人⇒役所で新しい交付書を受け取って申請。
・個人情報流出が怖い/国に個人情報を管理されたくない/たかが5千円なんていらん⇒あなたには不要です。。
6.最後に
マイナンバーカード普及率が16.8%は衝撃の数字だ。マイナンバーカード配布が開始してから4年半も経っているってのにねぇ。もちろん、個人にメリットがないと受け取らん。大局に立てば、これによって行政サービスの効率化が進んで、その結果個人にもメリットがあるはずと思う派。上で少し触れたけど、マイナンバーを受け取らない理由はいろいろあるだろう。役所に取りに行くのがメンドウって話はよくわかる。Web&郵送で済ませたっていいのにね。セキュリティーが。。個人情報が。。なんて言う人も多いみたい。国や会社に個人情報を管理されちゃうと、税金を多く払わなきゃいけなくなる!(脱税がばれるってこと?)、副業が会社にバレちゃう(後ろめたいことを隠し持っている)ってことか。クレジットカードを持たない人間の理屈と同じ。個人情報、個人情報って、さも自分の情報は重要そうにいうけど、あんたはそんなに重要人物なのかって思っちゃう。「じゃー、あんたが保証してくれんのか?」なんて意味不明なやりとりになりそうだから、決してそんなことを言ったりしないけどね。日本でキャッシュレス決済、e-Tax、電子投票が普及する日は来ないのかもしれない。