CAD日記

主にAutoCADのことについて書いているけど、近頃は投資系ネタに注力している。自動売買、仮想通貨、PC関係、プログラミングなど。@caddiary

zipcopy

(2020/3/1)

【概要】
サイズが大きなファイルやフォルダをネットワーク越しにコピーする際、圧縮してからコピーすることで、ネットワークの帯域を少しでも使わないようにする。また、サイズが小さいファイルが大量にあるフォルダのコピーは、極端に時間がかかるため、圧縮してからコピーしたほうが速くなる。
以下3つの手順を自動的に行って、手間を省く。1.コピー元でzip圧縮 2.ネットワーク越しにファイルコピー 3.コピー先で解凍する
エクスプローラの右クリックメニューから本アプリを起動することができ、エクスプローラで指定したフォルダがコピー元として指定した状態で起動する。
圧縮および解凍の方法として7zipを使用するかどうかを設定可能で、使用しない場合は、DotNetZipを使用する。

【取り扱い種別】
フリーソフト

【ダウンロード】
zipcopy107

【システム要件】
・Windows 10またはWindows 8.1
・.NET Framework 4.6.1以上
・7zip使用の場合、7zipがインストールされていること

【アプリ起動画面】

【インストール方法】
1.zip解凍後のzipcopyフォルダを任意のフォルダに配置する
 例)C:\Program Files\zipcopy
2.zipcopy.exeを管理者として実行する
3.「メニュー追加」ボタンを押すことで、エクスプローラの右クリックメニューに「圧縮してコピー(zipcopy)」が追加される

【アンインストール方法】
1.インストール時に配置したzipcopyフォルダ内のzipcopy.exeを管理者として実行する
2.「メニュー削除」ボタンを押すことで、エクスプローラの右クリックメニューから「圧縮してコピー(zipcopy)」が削除される

【使い方】
1.エクスプローラで任意のフォルダを指定して、右クリックメニューから「圧縮してコピー(zipcopy)」を実行する
2.コピー元にエクスプローラで選択したフォルダがセットされた状態で、zipcopy画面が起動する
3.コピー先フォルダを指定する
4.必要に応じて、チェックボックスのON/OFFを指定する
5.「圧縮してコピー実行」ボタンを押すと処理が開始される

【詳細説明】
1.コピー元で指定したフォルダを、フォルダと同一パスにフォルダ名+拡張子でzip圧縮する ※ディスク空容量のチェックは行わない
2.同名のzipファイルが存在した場合は、ファイル名末尾にカッコ付数字(2以降)を付加した名前とする
3.zipファイルを、コピー先で指定したフォルダにコピーする
4.コピー先に既にzipファイルが存在した場合に上書き確認する(ON/OFF指定可能)
5.コピーが成功したら、コピー元のzipファイルを削除する(ON/OFF指定可能)
6.コピー先のzipファイルを、zipファイルと同一パスに解凍する(ON/OFF指定可能) ※コピー先での解凍時は、解凍先のフォルダやファイルが存在しても確認なしに上書きする
7.解凍に成功したら、コピー先のzipファイルを削除する(ON/OFF指定可能)

【リリース履歴】
Ver1.00 2019/9/16
・初回リリース。
Ver1.01 2019/9/22
・コピー元とコピー先のフォルダ選択方法をFolderBrowseDialogからOpenFileDialogに変更して、ショットカットおよびUNCパス直接入力を可能とした。
・ファイル削除に失敗した際アプリケーションエラーが出ないように、例外エラー補足処理を入れてログを書き込むようにした。
Ver1.02 2019/9/23
・7zipを使わずに、DotNetZipの機能で圧縮・解凍を行えるようにした。
・ファイル削除で例外エラーが出ないように、タイミングを取って削除するようにした。
・コピー先の空き容量が足りない場合に、エラーログを出すようにした。
・コピー元とコピー先指定において、エクスプローラからのドラッグ&ドロップによるフォルダ指定を可能とした。
・ログのリストビューにおいて、カラムごとの幅を保存して次回起動時に有効とした。
Ver1.03 2019/9/26
・ファイル削除時の例外エラーを防ぐために、リトライ処理(最大30秒=0.1秒×300)を入れた。
Ver1.04 2019/9/29
・コピー元はフォルダを選択するのが前提だったところ、ファイル(1つのみ)を選択することも可能とした。
・7zipで使うexeの初期値を、7z.exe(Console版)から7zG.exe(GUI版)に変更した。
Ver1.05 2019/9/30
・7zip使用でない(DotNetZip)場合に、4GB以上のzipへの圧縮ができるように、zip64モードを利用するようにした。(OSが64ビットの場合のみ)
・圧縮ファイルコピー後のログ追加がリアルタイムで更新されていなかった。
Ver1.06 2020/2/24
・ファイル削除時のタイムアウト(秒)を設定可能として、初期値を180秒(3分)とした。ネットワーク上でファイルサイズが大きなzipを削除しようとすると、なかなか削除できない場合があることへの対応。
Ver1.07 2020/3/1
・zip圧縮と解凍、ファイルコピーと削除処理についてスレッド化して、これら処理中にダイアログが応答なしにならないようにした。
・成功時にダイアログを閉じることを可能とする設定を追加した。
・7zipによる圧縮/解凍時の失敗(UIでキャンセル含む)を検知するようにした。

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投稿日:2019年9月22日 更新日:

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