先週末の土曜、第三回目の開催となった大学友人らを集めた麻雀大会でこんな手をテンパった。
1234445566789 ※全部ソーズ
超高めの4をツモったならば、チンイツ6+イッツー2+ピンフ1+イーペー1+ツモ1=11ハンの三倍満で24,000点となる。もちろんそんなのは幻想であって、テンパってから一巡して自分のツモまであがれず、その直後のシモチャがゴミのような手でツモあがりして、夢の時間は長く続かなかったのだ。
待ちは4567の4種類だけだと思い込んでいたが、今よーく考えた結果1も待ちであることがわかった。イッツー的な持ちハイなんだから、イースーソーのスジを頭に浮かべて当然なところ、変な思い込みに支配されてしまい、待ち碑が抜けていた。では、テンパってからの一巡でイーソーが出たかというと、たぶん出ていない。たぶんてことは出ていたかもしれず、もしそんなことがあったならば約30年の麻雀歴の中のトップクラスの失態にランキングされたことだろう。いやいや、そんなことはなかったと思うことにする。
その日は誤ロンもしている。4567ピンの変則タンキ待ちで、3ピンが場に出たのででロンと発声した。タンヤオのみと言った直後に自分の間違いに気づき、4千2千2千の罰符を払った。自分起点の会話で気が散っていたこと、麻雀はペースが重要だからサクサクと進めたいこと、この二点が敗因だ。その局は、その後挽回して2着に付けてオーラスを迎えるも、3着のハネマンツモ奇跡のトップ逆転となり、おいらは3着に落ちたのだった。いやはや、チョンボなんかしたならば、罰符のマイナスで上位には入れないし、また道理として上位には入っちゃいかんね。この3位後退で、ちょっとホッとした面もある。そしてこの流れは止まらずに次局4着、その次3着と水面下に落ちたのだった。全5局の順位は1着2着3着4着3着ってことで、誤ロンの悪影響は最後まで続いたのだった。
思えば過去に役満なり三倍満って、あがったことがないかもしれない。30年からの麻雀人生で役満あがったことがないなんて屈辱だ。スンアンコウタンキのダブル役満を振ったことは記憶に刻み込まれている。クソむかつく先輩で、いまだにそいつのことを思い出すとむなくそ悪くなってくる。とは言え、勝負は勝負だし、おいらが弱いだけなので仕方ない。単純な話、麻雀抜きでその先輩が腹立つヤツだったということだけか。。役満上がるなら何がいいか考えてみよう。リュウイーソー、チュウレンポウトウなんてきれいだよな。でも、一番スゲーのはテンホーか。現実的なところではコクシムソウ、ダイサンゲン、スウアンコウ。役満上がるまで打ち続けるし、それまで死ぬに死ねないな。
まぼろしの三倍満
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執筆者:cad