近頃、会社の自席の近くから「ビッ、ビッ」って音がよく聞こえてたんだよね。
あんまり気にしてなかったんだけど、今日その発信元が判明した。
新しく入ってきた人たちが使ってるマシンからだった。
原因は、サウンドドライバーがちゃんとインストールされてないから。
サウンドドライバーがちゃんと入っていれば、音量のコントロールが効くので、
音量を下げることにより、ビープ音は鳴らない。
ちゃんとインストールされてないと、ビープ音の音量を制御することができないので、
けっこうでかい音が鳴っちまうんだな。
事情があって、その新しい人たちのマシンはネットワークに繋がっていない。
自分たちで問題を解決すべく、インターネットからドライバーをダウンロードしたり、
原因を調査することはできないのよ。
インターネットのない環境で仕事をするというのは、それだけでもある意味悲劇だよ。
渡された時点において、そういう状態だったんだから仕方ない。
ただでさえ、新しい環境でいろいろとストレスもあるだろうに、
マシンをいじってると、ビッビッと周りに大きな音を発するのは、嫌だったろうな。
いや、本人たちはそんなに気にしていないかもしれないけどさ。
本人たちからの苦情や相談がなかったのに、ややおせっかい気味に
何とかしまっせ!とドライバーをインストールしたのさ。
この問題、けっこう最近自分が体験していて知っていたんだ。
自分がセットアップしたマシンで、ビープ音が鳴るもんだから、
どうしてだ、どうにかならないか、とあれこれやっていてわかったのよ。
渡す前の状態に誰がしたのか、ということは本質ではない。
OSインストールして、という指示を与えたのは自分だったりする。
それは、SP入れてドライバーも入れるという意味合いだったんだけど、通じなかったようだ。
しっかり伝えること、チェックすること、こんな反省点が見えてくる。
そういう意味では、自分の「教育する側の落ち度」か。
最後には自分でやってしまうあたり、教育する側にはまわれないのかもしれない。