・インタビューされるのはトムクルーズだとばかり思っていた
・クルクル髪の少女はスパイダーマンのヒロインだった
・アントニオバンデラスはまるで記憶に残っていなかった
・ブラッドピットはいい役者だ
過去の名作を見るのは、いいものだ。
10年ほど前にみた「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」を、
ツタヤの棚で発見したとき、これは見たいと直感的に思った。
出演している役者は、有名人ばかり。
ストーリーも好みのものだ。
幼い少女クローディア役は、キルスティン・ダンストという役者。
映画をみながら、この女の子はどこかでみたことあるなと思って、
あとで検索したら、案の定スパイダーマンのヒロインだった。
スパイダーマンでは、ヒロインとしてはたいしてきれいでない、
ということで酷評されていたけれども、難しい役どころを
やらせると光るものがある。
少女の体のまま何十年と生き続け、精神的には大人に成長した役。
当然本人は子供なわけで、大人的なセリフや立ち振る舞いを
見事に演じきっていたと思う。
印象的なシーンをひとつ。
ペストが流行した町で、すでに死んでいる母親に
寄り添っている少女クローディア。
生気のない目に、ぼろぼろの衣服、髪の毛はバサバサ。
ヴァンパイアとして生き返るとき。
髪の毛がクルクルクルとカールがかかり始め、
キラキラ輝く目をもつ貴族のような高貴な顔になった。
妻が昔見て、強く印象に残っていたシーンとのことだ。
思わず笑ってしまうほどよくできた映像だった。
インタビュー
投稿日:
執筆者:cad
なんだっ!主役はブラッドピットやん!!
という印象が強く残っています。
トムクルーズは完全に食われていました。
役のせいかも知れませんが・・・(^ ^)
そうですね、主役はブラッドピットでしたね。
ブラピは出ずっぱりでしたが、トムは後半で
長く出ない状態がありましたから。
しかし、ブラピが美しくあり続けたのに対して、
トムは美しくもあり醜くもなり、変化が激しかっただけに
強い存在感を感じたのも事実です。
白く透き通る肌に血管が浮き出る顔立ちは、
美しくかつおぞましいものでした。
いい作品です。