おいらは53歳で妻は2つ年上。大学卒業後ずっと働いてきており、そろそろゴールが見えてきたので、年金っていったいいくらもらえるのかというのを調べてみた。おいらは同じ会社で30年働いているから2階建て部分の厚生年金まであり、妻は10年ほど企業に属していてその期間は厚生年金ありだった。他の22年間は起業して仕事しているので国民年金のみ(近々厚生年金に加入する件は後で触れる)。
65歳から受給開始して、夫婦二人がもらえる年額は約311万円だった。月額に直すと約26万円。80歳までの15年間でもらえる金額は4660万円。現時点で払い込んでいる金額は2260万円で、60歳までの6年間を足しても2600万円くらい。払った額の1.8倍もらえるわけで、けっこういい運用になるじゃん。何歳まで生きるかに関わるので、正確なところはわからんけどね。おいらは80歳くらいまで生きる予定で、妻は85歳くらいだろう(男より女のほうが平均寿命が長いから)。けっこうもらえるじゃんということがわかり、ホッとした。年金だけで食っていけるとも思えんので、ここにどの程度の上乗せができるかは老後の資金のため込み状況次第。もしおいらが先に死んじゃった場合は、厚生年金部分の75%を5年間だけ妻がもらえるという制度も興味深い。遺族厚生年金ってやつ。夫婦に子供がいれば、もらえる期間が一生涯になるんだそう。我が家には関係ないけど。。
年金事務所から連絡があったのは2週間ほど前。会社組織で会社から給料を得ている人が一人でもいたら厚生年金に入りなさい、という通知が急に来た。おいらも役員に名を連ねていて給料をもらっているが、年金は勤めている会社で払っているから対象外。代表取締役である妻が唯一の対象者であり、その代表だって厚生年金に入れってこと。そういう制度だというのは昔から知っていたけど、けっこう高いんじゃねって思ってスルーしていた。よくよく調べたら月額で4万円(本人と会社で折半)払えばいいことがわかったので、厚生年金に加入する。会社をあと5年やるとしたら、4万円×60カ月=240万円。そこそこいい値段だけど、この分だけもらえる年金額が増えるんだから払うべき。会社が多少赤字になっても構わん。払う税金が安くなっていいことだし、この20年であげてきた利益を取り崩していけばいいだけであり、会社を辞めるときには会社に金を残す必要なんてないね。