今回のバリ旅行から、思い出に残る写真をピックアップ。
気が付けば帰国してから3週間が経過しており、
やや思い出があせてきたところで自分の気持ちに印象付けるために、
思い出してみることにたいへん大きな意味を感じるところだ。
海辺のイタリアンレストラン「ラ・ルッチオーラ」。
沈みゆく夕日をゆったりと眺めながらの食事は格別。
おいらはビール、妻はフローズンマルガリータ。
前菜、肉料理、リゾットに、赤ワインを1本空けた。
砂浜で戯れる子供、愛をささやくカップル、雑談するファミリー。
夕日が落ちると暗闇が支配して、辺りをしっとりと
照らす炎がゆれる。
これぞ南国リゾート、というひと時を味わえる空間だった。
カユマニス・ヌサドゥアのL字型プール。
ジンバランのI字型プールしか体験したことなかったところで、
今回はL字型プールを初体験。
縦の距離が若干短くなる分、横はゆったりしていて、
2人で横に並んで泳げるところはなかなかよかった。
去年から導入した水中メガネにより、泳ぐことの楽しみが増加した。
思う存分、けのび、潜水、背泳ぎ、平泳ぎを堪能した。
クロールで息継ぎできないのが残念でならないが、
この歳から息継ぎができるようになるために練習する、
なんて苦しみを味わう気はサラサラない。
現地のカップラーメン。
連日にわたる大酒と大食いにより疲れた胃腸が、
あっさりした食べ物を欲していた。
ご飯に味噌汁というわけにはいかないので、手近にあるもので済ませた。
おみやげ用に現地のスーパーマーケットで購入したカップラを、
まさか現地で食べることになるとは。
カップラを食い終わったら、成田で買った焼酎をロックでやりながら、
日本のコンビニで買ったかっぱえびせんとアタリメで仕上げた。
旅の空の夕食にカップラを食べるという、ややみじめとも思える体験で
あったが、それはそれで思い出に残る価値ある食事だった。
ホテル(ヌサドゥア)近くの海。
細くてまっすぐ続く道を少し歩くと、海につく。
灼熱の太陽が降り注ぐ、熱帯地獄だ。
そんな過酷な地で泳いだりなんだりすることを卒業した我々にとっては、
ちょっと足を運んですぐ帰ることを美徳としている。
そんなエリアで、肌を焼く白人達。
もともとの白い肌を真っ赤にして何がうれしいのかわからない。
彼らが持つ遺伝子は相当強いことが予想される。
それに比べると、日陰のプールサイドで読書し、気が向いたら
日焼け止めを塗りたくってプールで泳ぐ我々がいかに軟弱なことか。
でも、そんな過ごし方もいいんじゃね、と思う今日この頃だ。
バリ思い出
投稿日:
執筆者:cad