最近、電車での失敗が多い。
乗り継ぎの間違いだな。
初めて行く場所のときは、たいてい間違える。
行きは、間違えない。
時間に間に合うようにと、気を張っているからだろう。
帰りは、油断しちまう。
行きと帰りでは、少し電車の乗り方が違うからさ。
こんなことを続けていたら、社会人としてはずかしいから、
今後のいましめとして、ここ最近の間違いを明確にして、
自分でも忘れないようにしておこうと思う。
1.西武線
ユーザー先にデモしに、小川という駅に行った。
行きからのルートで言うと、国分寺から西武線で小川駅。
帰りは、国分寺に行きゃーいいんだなということで、
ホームに降り立ったのさ。
そして来た電車に乗って、最初の停車駅が東大和市だった。
そんな駅は通ってない!
と思ったのはつかのま、扉は閉まってた。
次の駅、玉川上水で降りて、逆方向の電車に乗って、
小川まで戻って、国分寺線に乗り換えたとさ。
30分ほどのロスだった。
敗因は、小川駅が2本の路線が乗り入れてることを知らなかったこと。
小川駅は、4つのホームがあって、
降り立ったホームには両サイドに2つのホームがあったんだけど、
両方とも同じ方面にいくんだろうと思い込んでいた。
ところが、一方は拝島方面、一方は国分寺方面だった。
思い込みというのはいかんな。
2.横須賀線
あるフェアに行くため、みなとみらいに行った。
横浜駅で乗り換えて、みなとみらい線に乗り換える。
やはり、行きは問題ありまへんでした。
みなとみらい線も問題なかった。
帰りの横浜駅で悲劇は起こった。
錦糸町まで1本、総武線快速ということしか頭になかった。
それっぽいホームに下りて、それっぽい電車に乗った。
いつまで経っても、駅につかないので不安に襲われてくる。
止まったのは、大崎駅。
山手線の駅だということはわかったけど、行きは通ってねぇ。
次に止まったのが、恵比寿。
明らかに、北に向かってる。
今思うと、そのまま新宿まで行って、中央線で御茶ノ水まで行けばよかったんだろう。
恵比寿で降りて、山手線で品川まで行って、横須賀線に乗り換えた。
最初に乗った電車は、湘南新宿ラインだったということだ。
空しい時間を過ごしたもんだぁな。
3.東武線
昔、東武線沿線に住んでいたから油断したんだろう。
友人の店に遊びに東向島駅に行ったときのことだ。
錦糸町から半蔵門線に乗って、曳舟駅で降りた。
ここで北千住方面の電車に乗り換えて、東向島につくはずだった。
このケースでは行きでトラブった。
区間準急というものに乗ればいいということが頭にあった。
ところが、急行ばっかりくる。
時刻表を見ても、区間準急なんてこない。
各駅もない。
ってことは、全部北千住駅まで直通で、途中駅は止まらない、
という思い込みに支配された。
じゃあ、別のホームだろうと思ってフラフラした。
迷子になった子供のような気持ちになっていた。
大人だから泣いたりはしないけど。
途方にくれて、駅員に聞いた。
「1番線から発射する区間急行に乗って下さい。」
区間と名がつく電車が、北千住までの間各駅停車ということだったのよ。
東武線に半蔵門線が乗り入れたことによって、いろいろとシステムが変わったようだ。
知識としては知ってたけど、現実論としては把握していなかったということか。
20分くらいのロスだった。
以上、3つの実例をあげてみたが、ほんとはもっとある。
書くのが疲れてきたので、このへんでやめておく。
こういうのって、センスの問題なんだろうな。
センスがない以上、注意するということに限るだろう。
よーく注意することにする。
油断してはいけないってことでもある。