AutoCADの画層一覧(画層プロパティ管理)は、味気ない。
リスト形式しか存在せず、プレビュー画面もなければサムネイル表示もできない。
アドオン系のソフトでは、けっこうあるのではないかと調べたけれど1つしか見つからなかった。
超便利AutoCAD画層ビューワー
AutoCAD2000-2006(LT不可)で動作して、価格2000円なり。
LTで動かないというのは、近頃のAutdodeskの戦略があるから仕方ないとして、
価格2000円はお手ごろか。
(2007、2008で動作保障していないのは、ちと気になるが)
サムネイルを表示しながら、その表示を拡大縮小できる。
さらに画層イメージをEXCELに出力できる。
印刷機能を自分で持たずに、EXCELがで行わせるあたりがかしこい。
画層のサムネイルが表示できるというのは、それ自体に価値がある。
ただ、それだけでは商品としての価値が高くならない。
上記ソフトはAutoCADのアドオンなので、アクティブの画層を変更するという
意味あるアクションが可能である。
仮にAutoCADと切り離した機能として、画層のサムネイル表示機能を作ったとしよう。
画層ごとのイメージ一覧が出る。
イメージを見て、さて何をしようかと考えると、アクティブを切り替えたり、
表示状態を変更したくなるはずだ。
ということは、画層状態を変更できるAutoCADビューアが必要になるか。
ビューアに画層のサムネイル表示機能をつける。
DWG TrueViewを思い出した。
これが出たことにより、世の有料ビューアソフトが壊滅的被害を受けた。
まさか、Autodeskが無料のビューアを出すなんて...。
少し動かしてみた。
サムネイル表示機能はなかった。
少しホッとした。
プロトタイプを作ってみよう。
ゆるい決断だけど。