CAD日記

主にAutoCADのことについて書いているけど、近頃は投資系ネタに注力している。自動売買、仮想通貨、PC関係、プログラミングなど。@caddiary

ソフト開発

IS2008

投稿日:

「InstallShield おまえもか!」

まだ2007年だというのに、ソフト名に来年の年号を使う。

AutoCADがはじめたと思われる悪習。

(Windows Server 2008は、まだBeta版だからよしとしよう。)

さて、InstallShield2008を使ってみた。

32万円もするたいへん高価なソフトだ。

ミッションは、古いバージョンのInstallShieldでつくられた

インストールプロジェクトを最新版の2008に移植するというもの。

心配だったのは、大変古いバージョンだったということ。

InstallShieldは、バージョンアップが毎年のように行われている。

2008の前には、12, 11.5, 11, 10.5, Xというバージョンがある。

Xよりもずっと前の、英語メニューしかないバージョンを使っていた。

2000という名前がついていて、6だか6.5のバージョンだったと思う。

そんな前のプロジェクトが、果たして最新版との互換性が

とれるだろうか、という心配。

アクティベーションの失敗、文字化けやら、warningやらの

もろもろの困難を乗り越えて移行に成功した。

デフォルトの言語が英語になっていると、文字化けすることがわかった。

InstallScriptとMSIの違いがわかってきた。

パス変数、コンポーネント、リリースなどの単語に慣れた。

近頃のInstallShieldは、開発したアプリケーションのアップデート機能が

とても進化しているらしい。

WindowsUpdateのように、通知をしてダウンロードしてアップデートという一連の

流れをユーザーが行うことができる。

ユーザーに通知するためのサーバーは、インストールシールドが

ホスティングサービスとして提供する。

ホスティング・サービスの利用料金は5万ユーザーまで無料、とのこと。

ところが、InstallShieldをインストールしてInstallShield自体をアップデートする

という時点でつまずいてしまった。

社内のセキュリティーの問題なのか、なんなのか不明だが、

こんな状態の仕組みを、ユーザーに使わせるのは大変リスクが高いと思い、

今のところこれを実際に使うつもりはない。

どんな原因でアップデートできないのか、という点をはっきりさせるまでは。

電子署名を使ってみた。

ウイザードと途中で、署名ファイルを指定してパスワードを入力しておくと、

発行元が証明されたちゃんとしたSetup.exeをつくることができる。

もちろん電子署名は、あらかじめ取得しておかなければいけないけれど。

VS2005に移行した、IS2008化した。

ながく古い開発環境を使い続けてきたが、ここで心機一転だ。

新しい機能を使って、自分とこのアプリも大きく変えてみようと思う。

-ソフト開発
-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

PDFへのなんちゃって捺印ではつまらんのでデジタル署名とタイムスタンプを付けてみることを検討中

PDFアレコレで捺印できるようにしたのはいいけど、しょせんはなんちゃって捺印。だって、好きな印影が作れてヒョっと捺印できちゃうわけで、なりすましができてしまうから。そんなこと言ったら、アナログな印鑑だ …

Teigha改めODAでDWGをDXFに変換するプログラムをつくってみよう!【Part.2】

Part.1ではあれこれと前提の話を書いたわけだが、今回は実際にVCのプロジェクトを作る準備をしてみよう。 1.ODAモジュールのダウンロード 2019 Update 2のKernelとDrawing …

no image

レイヤ付きPDFを出力する弊害

Illustratorという高価なアプリを使ってPDFを出力すると、PDFにレイヤが付いてしまって非表示にしたはずのレイヤが表示されて困ったなという事象に2回遭遇したので以下に記録。共通しているのが、 …

no image

受託開発

パッケージソフトの開発にメンバーとして関わって10年、そこそこの売り上げを継続でき、よい結果を出していると思います。ここ最近、少しジリ貧なので、ちょっと厳しいですけど、それはともかく... 近頃、受託 …

PDFアレコレはこんなところが落としどころかね

この3連休はPDFiumを使ったサンプルアプリ作成に取り組んでいて、まぁそこそこの感じにできあがったのでここらでいったん完成としておく。

PREV
1万キロ
NEXT
TrueView