悲願の地上デジタル放送が開通した。
これでこそ、AQUOSを買った甲斐があるというもの。
37インチの大画面に、16:9の鮮明な地上放送の画像が表示された。
感動の瞬間だった。
数日前、ポストに投函された一枚のチラシにより、それを知った。
J:COMからの「ケーブルテレビ施設導入工事のお知らせ」だった。
以前書いたように、我がマンションは電波障害エリアに建っていることから、
(財)住宅管理協会の共同アンテナから共聴ケーブルを引いている。
共同アンテナではなぜか地上デジタルを受信できず、
今後の見通しはまるで立っていなかった。
電波障害エリアなので、マンション独自のアンテナを立てても、
まともな映像を見ることができない。
BSは独自アンテナを立てていて受信していたが、今は地上デジタルが本流なわけで
せいぜいお茶を濁しているにすぎない。
1つの解決策がケーブルテレビをひっぱること。
有線を引いて、BSやCSもひっくるめて地上放送電波を引こうというわけだ。
大家さんがその交渉を始めたのが、5月頃らしい。
そして開通したのが昨日なので、約5ヶ月の時間を要した。
電柱使用に関する東京電力の手続きが難航したらしい。
私道経由でケーブルを引っ張ってくる必要があるため、
物件所有者、私道所有者および電柱の権利者などの
もろもろの権利関係がゴタゴタして、紛争が起こる可能性があるため、
東京電力が慎重になっているとのこと。
大家さんの功績は大きい。
J:COM担当者に、執拗かつ継続的な催促を行った。
当初予定であった「3ヶ月後」という期限を過ぎてからは、
クレームに近い物言いをしていたようだ。
一住民である私よりは、マンションオーナーのほうが危機感は高く、
何とかしたいという思いが強かったのだろう。
賃貸マンションの価値に関わることだし。
ということで地デジが映るようになったわけだが、
ケーブルテレビが入ったとこうことは、CS関係の膨大な数のチャンネルを
楽しむいうことも、選択肢に入ってきた。
大家さんに聞いたところによると、J:COMの「In My Room」というものを契約したとのこと。
大家さんがケーブルテレビ料金の一部を負担してくれるそうだ。
地上デジタルとBSを見るだけなら、個人の負担はなし。
今現在、我が家には専用のチューナーなどは入っていない。
リモコンでCSボタンを押したら、膨大な数のチャンネルが出てきた。
画面の右下あたりに、視聴期間がどうのこうのという表示がされたけれど。
In My Roomで個別世帯が契約する場合は、通常5229円のところを
月額2604円で済むそうだ。
個別契約しないと、視聴期間だという表示を消せないのだろうか。
その場合は、専用のチューナーを設置しなければいけないのだろうか。
今のところJ:COMからの連絡がないので、そのあたりが不明だ。
早く連絡してきてほしいところだ。
さて、こうなってくると欲しくなるのが、ハイビジョン対応のレコーダー。
今使っているのは、PSXの初代機なので、まるで役立たず。
ハイビジョンの映像を大容量のハードディスクに溜め込んで、
豊かなデジタルライフを過ごしたいところだ。
テレビにあまり興味がないと言っていた、過去の自分が嘘のようだ。
10万円程度の投資になるが、近々購入しようと考えている。
テレビとの連携を考えて、SHARP製のものになるだろう。
調査開始だ!