HP EliteDesk 800 G5 SFに装着した3つのストレージのうちの、SATA接続のSSDが想定外に遅くてその原因を追究しているという話。
その3つのストレージのCrystalDiskMarkの結果。
NVMe接続のSSDは想定通りの速さで問題なし。
SATA接続のSSDで、何で200MB/s程度しか出ないのかってこと。
HDDはこんなもんなわけで、連続書き込みはSATA接続よりも速いじゃん。
SATA接続のSSDは、連続読み込みで500~600MB/s出ないとおかしい。SATAケーブルがヘボいのかと思ってちゃんとしたものに変えたけどダメ。SATAポートはSATA3だったし、もちろんSSDだってSATA3規格になっていた。
あやしいのはパーティションスタイルがMBR(マスターブートレコード)になっていること。OSインストール時に、OS媒体からのブートにてこずったという記憶があって、その際レガシーブートにした上であまり深く考えずにMBRでフォーマットしてしまった模様。後からGPT(GUID Partition Table)に変えられなくもないが、OS標準ではできなさそうだった。
またレガシーブートだとMBRにしか対応しておらず、レガシーをUEFIに変えるということも必要っぽい。BIOSのバージョンも古く、更新するためにはUSBメモリーに入れ込んだアップデートでブートして更新しなければならない。要するに、OSインストールをひっくるめてイチから再構築しなきゃならんってこと。
そのマシンはとあるユーザーシステムの動作環境なので捨てるわけにもいかなかったため、P2Vで仮想化して生かしおいた。これで晴れて再構築ができることとなり、明日にでもやってみるつもり。NVMeのSSDが十分速いから、SATA接続のSSDが多少遅くとも実害はないんだけど、どうにもすっきりせずに実施する作業。インフラにこだわりを持つソフトウェアエンジニアなもんでね。。