CAD日記

主にAutoCADのことについて書いているけど、近頃は投資系ネタに注力している。自動売買、仮想通貨、PC関係、プログラミングなど。@caddiary

AutoCAD

Autodesk Solution Day 2008

投稿日:

もう1ヶ月以上が経過しているネタだが、いつか書こうと
思い続けて今に至る。
行ったときに書いたメモをわざわざ会社から持ち帰ってきたので、
区切りをつけるためにも、書いておくことにした。
Autodesk Solution Day 2008。
2008年6月6日(金)、グランドプリンスホテル赤坂。
午前中の基調講演には興味がなかったので、午後から行った。
永田町駅から徒歩3分くらいか。
グランドプリンスホテルという名前にひっかかる。
西武グループ再編で、グランドという名前を頭に付けたと思われる。
土地を贅沢に使った、たいへん立派なホテルだった。
裏手から入ったので、迎賓館のような古い建物から入場。
建物内を右往左往して、本館に到着。
4つのセッションを申し込んでいた。
1つ目「AutoCAD LTチーム設計」を聞く。
とりたてて注目するべきこともなく終了。
無性に疲労がたまっているような気がしたので、
2つ目のセッションをサボることにした。
【サボる:サボタージュ(フランス語)が語源)】
ホテルを出て赤坂見附方面に向かうと、ルノアールを発見。
サボるには最適な場所。
コーヒー1杯550円は高かったが、ゆっくりできた。
はるか昔、営業職時代に喫茶店でサボっていたときのことを
思い出して、当時が無性になつかしくなった。
いい思い出はないけれど。
さて、3つ目のセッション。
AutoCADで提案力をアップ~説得力のあるプレゼンテーションで案件を獲得
オートデスク株式会社
プラットフォームソリューション 伊勢崎氏
この人の話は、ひきつけられるものがあり毎回出ている。
プレゼンテーションということで、話題的にはあまり興味がなかったが、
おもしろい話が聞けると思って、今回も聞いてみた。
案の定、おもしろかった。
以下におもしろ発言をピックアップしてみる。
伊勢崎氏が本当に伝えたかったことではないだろうが、
おいらなりの観点で取り上げてみる。
・なんちゃって3次元(AutoCADのことをそう言う人がいる)
・サイコロみたいなコントローラ(ViewCubeに対して)
・屁理屈はこれくらいにして(デモを始める直前の一言)
・日本語がおかしい(日本語訳が妙だった機能名を評して)
・センスも時間もない(自分のことを評して)
もっとおもしろいことを言っていたような気がするが、
おいらのメモにはこれだけしか書いてなかった。
建築用2D図面から開始して、3次元に仕立て上げていくデモンストレーション。
以下キーワードだけを羅列してみる。
・不要なレイヤをフリーズ
・閉じた領域に高さを与える
・境界引き伸ばし
・ダイナミックUCS
・屋根をつける
・マテリアル(素材感)をつける
・表示スタイルのリアリスティック
・EXPLODEで壁を分解、内壁をつくる
・投影モード、PERSPECTIVE→1
・レンズ長を変更、光源→点
・レンダリング→中
・モデリングとレンダリングを繰り返す
・モデルとレイアウトの概要説明
・ViewCubeとステアリングWheel (Autodesk製品の共通機能)
・Showモーション
・Viewコマンドで名前を付けて登録、呼び出し
・おなじみトリトンスクエア登場
・地理情報との連携、Googl Earth
・緯度、経度が表示されるのでAutoCADで取り込み
・単位設定(UNITS)→インターナショナル、物理的に正確な光源
・ソフトな影(シャープでない)
・空が必要→上空の設定
・オーデリックの照明データ(アイドロップ、右クリックでD&D)
・ArchiVision(景観オブジェクト)
・時間遷移ができない→日照プロパティで時間を変更(15分単位)
・Windowsムービーメーカーはタダ
・Impression(AutoCADとは別製品、手書き風図面作成、
 サブス加入で使用できる、7月いっぱいが期限だが延長されるかも)
・PSDを開くことが可能
・ウィザード(モデルorレイアウトorビューポート)
・シンプルな操作&機能
・新しいタイプのヘルプ→インタラクティブに学習できる、
 Flashアニメーションで動作を学習できる
ということで、セッションを受けながらおいらが書いたメモを
全部ここに書いてしまった。
リラックスした流れるような話し方で、聴衆の興味をひきつけていた。
専門性も大事だが、こういう技術も大切だと思う。
おいらも、いつかこんな話ができるようになりたい。
4つ目のセッションは、Inventor2009に関するもの。
Inventor=発明者だったよな、と思い出した。
最初に聴衆に対してアンケートしたのが印象的だった。
Intentorを触っている人は手を挙げてください!
年々増えていますね、と満足したようだ。
速くなって、操作性がよくなったらしい。
メモには、あまりくわしく書いていないので、このくらいで終わり。
アンケートを書いて係員に渡したら、代わりにAutodeskと名前の入った
3色ボールペンをもらった。
去年は、電卓付き定規だった。
斬新な発想でおもしろいと思ったものだが、今はもうない(捨てた)。
一方、3色ボールペンは愛用している。
来年のSoluttion Day 2009には、このボールペンを持っていきたいな。

-AutoCAD
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