Adobe Readerの巨大化が止まらず、いよいよ500MBクラスになってきた。
今現在ダウンロードできるもので491MB。64bit版は674MBにもなっている。
以下、21世紀以降のファイル名とサイズのリスト。
2001/3/23 ar405jpn.exe 6MB
2005/4/19 AdbeRdr70_jpn_full.exe 22MB
2006/6/15 AdbeRdr708_ja_JP.exe 23MB
2008/2/14 AdbeRdr812_ja_JP.exe 24MB
2009/3/25 AdbeRdr910_ja_JP.exe 34MB
2010/2/23 AdbeRdr930_ja_JP.exe 35MB
2011/2/18 AdbeRdr1001_ja_JP.exe 57MB
2012/2/27 AdbeRdr1012_ja_JP.exe 62MB
2013/3/26 AdbeRdr11002_ja_JP.exe 58MB
2014/1/22 AdbeRdr11006_ja_JP.exe 58MB
2014/12/10 AdbeRdr11010_ja_JP.exe 83MB
2016/3/16 AcroRdrDC1501020060_ja_JP.exe 91MB
2017/2/17 AcroRdrDC1502320053_ja_JP.exe 102MB
2018/2/15 AcroRdrDC1801120035_ja_JP.exe 123MB
2019/2/6 AcroRdrDC1901020069_ja_JP.exe 164MB
2020/3/19 AcroRdrDC2000620042_ja_JP.exe 179MB
2021/2/12 AcroRdrDC2100120135_ja_JP.exe 189MB
2022/3/10 AcroRdrDC2200120085_ja_JP.exe 233MB
2023/3/2 AcroRdrDC2200320310_ja_JP.exe 342MB
2024/2/19 AcroRdrDC2300820533_ja_JP.exe 297MB
2025/4/16 AcroRdrDC2500120432_ja_JP.exe 491MB
最初がたったの6MBだったのが徐々にサイズを上げていって2017年に100MBを超えた。
その後もじゅんしょうにサイズを増やしていって、2023年に300MBを大きく超えた。
その翌年の2024年に少し減らすも、今年2025年に大幅アップの約500MB。
2024年にサイズを減らしたのはまちがいだったくらいの勢いで増やしたのがおもしろい。
こんなデカいサイズのファイルを製品媒体に入れるのは負荷がかかってしょうがない。
CDだったら全体で700MBしか入らないから、Adobe Readerだけで半分以上を使うことになる。
イマドキはDVDで4.7GBの容量があるから1/10程度で余裕があるっちゃあるが、焼く時間を考慮するとヤバい。
Adobe Readerの64bit版の存在はわかりづらい。
インストーラが32bitしかなくて、インストール後のアップデートで64bitになるはずなのだが、以下の場合には32bitのまま。
・Acrobat Reader DC 32bitとAcrobat DC 32bitの両方がインストールされている
・Acrobat Reader DC 32bitに組織の ID(Enterprise ID / Federated ID)でサインインしている
・インストールされているAcrobat Reader DC 32bitにCustomization WizardでDocument Cloudサービスの停止、アップセルの停止等のカスタマイズがされいる
・Acrobat Reader DC 32bitの自動アップデートが無効化されている場合
・Windows ServerマシンにインストールされたAcrobat Reader DC 32bitの場合
・Acrobat Reader DC 32bitにサードパーティ製のプラグインがインストールされている場合
いやいや、64bitのインストーラはあるのだ。
世界で最も信頼されている無料の PDF 閲覧ソフト
上記サイトから言語をAllLanguagesにすると、64bit版もダウンロードできる。
言語をJapaneseにすると32bit版しかないという罠なのだった。