四十肩の割りには痛えなと思っていたら、石灰沈着性腱板炎だった。
整形外科でレントゲンを撮ったところ、左肩の骨の外側に白いもやもやが
写っていて、それが石灰だということ。
尋常でない痛みが出た先週水曜日に会社近くの整形外科に行って、
注射を打って薬をもらって、家に帰り、何となく状況が改善したと
思っていたがその後が悲惨だった。
夜はほとんど眠れず、寝返りひとつ打てず、激しい痛みとの闘い。
横になって、楽な姿勢をとっていてもジンジンとした痛みが襲ってきて、
肉体と精神を蝕んでいく。
苦しみのなか、半分起きながら、現実ではありえない悪夢をみた。
何とか浅い眠りについても、起きるとうっすらとした痛みに包まれている。
朝のうちはまだいい。
柔らかい痛みの中、歩行に合わせ左腕を触れないのと、デスクの左側に
配置してある電話を左手でとるときに、右手のサポートが必要なくらいのことを
我慢すれば、仕事をまわしていけるから。
飯を食った午後くらいに二回りくらい大きな痛みがやってきて、
仕事に対するモチベーションを奪い始める。
徐々に大きくなる痛みは、定時で会社を出た後の電車内でピークを迎え、
肉体的な厳しさの頂点を迎える。
正常時は電車内で読書をするわけだが、痛みはおいらに何もさせない。
家についたら何とかなるという希望を胸に、何とか家に着くが、
倒れ込んだベッドで、疼痛との戦いが始まる。
そんな地獄の二日間を戦い抜いたが、いつまで続くのかと思うと
うんざりしてくる。
ただの四十肩ではない。
石灰沈着性腱板炎であり、医者曰く、非常な痛みを伴うものだそうだ。
左腕が自力で上がる角度は20度程度だ。(猛烈な痛みに耐えた結果として)
医者曰く、1~3週間で初期の痛みはなくなるとのこと。
今ちょうど1週間たったところだから、あと1、2週間の辛抱。
厳しい戦いが続く。
石灰沈着性腱板炎
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執筆者:cad