週末にTSUTAYAに行ったら、レンタルのところに並んでました。この映画、劇場で見ました。けっこう楽しませてもらいました。別の映画を見たときの予告編を見て、これは絶対おもしろそうだと思ってみた作品でした。記憶がテーマで衝撃的な事実があるとのことなので、見逃せないなと。
シックスセンスを超える驚き、という宣伝文句に引かれたわけではありません。もちらんシックスセンスは偉大な名作で、超驚かされて、記憶に深く焼きつけられている映画ですけど、それとはまた違った驚きを実感しました。
映画館では、あまりにも驚いて声が出てしまいました。前に座っている人が、後ろを振り向いたくらいの音量でした。「うわぁっ」という声を発してしまいました。妙に恥ずかしくて、しばらくはストーリーに集中できないほどでした。映像と音声による、ビックリ映画って感じですかね。
ちまたでは、評価が割れているようです。おもしろいと感じる人、つまらないと感じる人でくっきりと。私は、けっこうおもしろいと感じました。かなりSFちっくな作品なので、SF嫌いには受け入れられないかもしれません。興味があれば、レンタル屋に並んでますので、見てみてください。
NO.108「フォーガットン」(アメリカ/ジョセフ・ルーベン監督)
畏るべし!ハリウッドをも洗脳した大「仰天」映画!
「シックス・センス」以来、もっとも衝撃的なスリラー!まあ、謳い文句なんかは、言った者勝ちだから、良しとしましょう。
映画ブログの今年度仰天シネマベスト1をかざるであろう本作品ですが、結局、この映画がつくられた「真意」が謎なわけです。いくら、アメリカ人が馬鹿だといっても(笑)、初登場即1位ですからね。これは、驚きです。
ジュリアン・ムーアのファンもいれば、グリーン医師も死んじゃったから久しぶりに見たいな、というファンもいるでしょう。「記憶がなくなる・・・・」ということだから、近頃はやりの「脳内操作」ものと期待するものもいるでしょう。本場の予告編は見ていませんが、スリラー&サスペンスでもりあがっていたのかも、しれませんね。
だけど、本場アメリカには、日本以上のシネマジャーナリズムがあるでしょうに。テレビや雑誌が、この映画の「仰天」をおもしろおかしく報道しないはずはないのに。つっこみどころがありすぎて脱力なわけですが、本来なら、そこが面白いというB級ファンの名作なわけですね。それが「初登場1位」とは・・・・・・。
そうなると、結論はひとつしかありません。
地球外生命体の、人類の記憶なかでも「親子愛」というものに対する記憶の消却実験ということ、一種の「洗脳」ですね、それがテーマなわけですが、この映画のつくられた目的は違いますね。
これは、地球外生命体がハリウッドを洗脳したんですね。なにを消したかというと、「映画の文法」です。そこまでは冗談でもやらない、という映画的文法があるわけですが、それを、一瞬、消去しちゃったわけです。
この映画の製作のきっかけを追うと、よくわかります。
脚本家のジェラルド・ディベゴはいってます。
「あるとき、夢をみたのさ。親子3人の写真から、子供が徐々に消えていく・・・・。目がさめて、その印象をもとに、オイラ2時間でシナリオ書き上げてしまったぜ」
夢に入り込むのは、地球外生命体の常套手段ですね。
次に洗脳されたのはレボルーション・スタジオのジョー・ロス会長でした。「即座に買い取って」スリラーの名手ルーベン監督にもちかけます。まず資金を押さえるあたり、ちゃんとハリウッドを研究していますね。
ルーベン監督は
「よくできたスリラーはすぐに人の心をつかんで離さない。観客は、いきつく暇もなく、この物語に釘漬けになる」
クランクインの前からこの調子ですからね。平気で、「お空へビューン」なんて逆バンジーさせちゃうわけです。
プロデューサーのダン・ジンクスはジュリアン・ムーアの起用にいたったいきさつをこう話しています。
「ジュリアンがセリフを言っている様子を思い浮かべながら読み始めた。読み終えたら、彼女が引き受けることを確信したよ」
オウム真理真っ青の思い込みです。
ルーベン監督はさらに言います。
「ジュリアン・ムーアは二人の母親であり、母と子の絆を誰よりも理解している」
監督!ハリウッドには、二人の子持ちの女優、まだまだいますよ。
さて、女優ムーアは?
「あっという間に読み終わった。なんとエキサイティングな心理スリラーなんだろうと、驚嘆したわ!」
「めぐりあう時間たち」の知性派女優のあなたまで!
精神分析医役のゲイリーシニーズは「こんな内省的な役ははじめて」(笑)
娘の記憶を取り戻すドミニク・ウェストは「俺の役柄のターニング・ポイントだ」(笑)
いやぁ、地球外生命体おそるべしです。
ただ、かれらがボケをかましたのは、自分たちを「知的生命体」として、ちゃんと、脚本家にプレゼンしてなかったんですね。
だから、「都合が悪くなると逆バンジー」。ヒュー。あれ、本当は、別空間への瞬間位相転送ですよね。この脚本家、SF知識ないんですから。それに、何度もあらわれる人間への憑依体。もう、ちょっと、ファッションとか勉強して欲しいですね。あれじゃ、生命保険の外務員ですよ。実験が不首尾に終わりそうになると、泣きつくんだからなあ。「私の責任が・・・・」って。情けないです。
で、今回の地球外生命体のハリウッドに対する洗脳実験の首尾はいかがだったのでしょうか?なんだか、とぼけたところがあって、結局、明確に<死人>もでないし、<血>も流れないんですね。平和主義者で、よかったね。
入場料返せ!という観客ぐらいじゃないの、敵に回したのは。
フォーガットン
『フォーガットン』
2004年アメリカ(92分)
監督:ジョセフ・ルーベン
音楽:ジェームズ・ホーナー
出演:ジュリアン・ムーア
ドミニク・ウェスト
ゲイリー・シニーズ
アルフレ・ウッダード
ライナス・ローチ
★ス….
フォーガットン
『フォーガットン』です。
どんな内容かの先入観なしで見ました。
最初はサスペンス?結末が楽しみだなぁ〜って見ていたら、少しづつSF色が
にじみ出てくる様に…..あれ? SF映画なのかなぁ……
っと思っているうちに結末を迎えましたサスペンス(SF)映画?
不思議な映画でした。
終り方が続きがあってもおかしくない終り方をしていたので、もしかしたらって
感じはありますね、でも先は気になるけど続くかなぁ?(笑)
っで公式サイト行ったら
『シックス・センス』依頼、もっとも衝撃的なストーリー!
ってなっているけど、とてもそうは思えなかったというのが正直な感想です。
評価 ★★☆☆☆(2.0)
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