ゼネコンとは、General Contractorの略です。
建設業界の大規模会社のことで、
なかでもスーパーゼネコンとして名前が挙がるのが、
鹿島建設、大成建設、大林組、清水建設の4社だそうです。
最近機会があって、このうちの3つの企業の本社に行ってきました。
いずれも商談だったのですが、結果は渋いものでした。
建物は大変立派でした。
働いている人もちゃんとしていて、いわゆる大企業的でしたね。
建設業界は、製造業に比べると厳しい状況のようです。
製造業はバブル到来とばかりに大変景気がよいらしい。
建設業でも一時の平成大不況からは逃れたものの、
まだその影をひきずって、もがいてるような印象を持ちます。
うちの会社のCAD製品の売り上げ比率で言うと、
建設業はどんどん低くなってきてます。
ここ2,3年は建設業界向けの機能に注力していたにも関わらずです。
機能を作って、売り込んで、ようやく少し売れるくらい。
ところが、製造業の場合は、何もしなくてもどんどん売れる感じ。
ちょっと抽象的で、いいかげんな意見ですけど。
耐震強度偽装問題は、建設業界全体への大きな痛手になったでしょう。
普通の人が買うようなマンションがそのターゲットになっているので、
多くの人にとって他人事ではないような、社会的問題にまで発展しています。
うちは賃貸派なので、関係ないですけど。
今回の問題とは関係なく、ずっと買うつもりはないです。
うちから歩いてすぐのところにも姉歯物件があるということを、
最近ニュースで知りました。住んでる人は大変だろうな~。