CAD日記

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DWG

OpenDWG

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2次元CADのデータ交換で最も使われているのは、DWGです。少し前までは、DXFだったのですが、徐々にDWGに移行しています。SXFというものも流通し始めていますが、まだその比率は低いです。さて、そのDWGですが、AutoCADのネイティブデータで、内部構造は公開されていません。というのは建前で、実質的には公開されているのと同じ状況です。重要な役割を果たしているのが、OpenDWGという組織です。(OpenDWGという名前は旧名称で、今はOpenDesignAllianceと変更されているのですが、私としてはピンとこない名前なので旧名称を使っています。)

http://www.opendesign.com/

OpenDWGは、DWGという公開されていないCADフォーマットを解析するためのライブラリーを提供しています。ソフトに組み込むためには、年間数千ドルのライセンス料が必要になり、われわれも払っています。アメリカではもちろんのこと、日本のCADメーカーも8割型これをつかっていると思います。

AutoCADは、Autodeskというメーカーが作っています。DWGというファイルフォーマットは、Autodesk1社が規定したもので、本来これがデータ交換に使われるものではないという考え方があります。ところが、CADの市場におけるAutoCADの圧倒的なな支配が過去から現在において継続しているため、自然とDWGがデータ交換に使われるようになりました。DWGの前に主流であったDXFは、同じくAutodeskが規定したもので、テキスト形式でデータ公式が公開されています。テキスト形式でファイルが大容量化したり、各CADメーカの独自解釈による問題など、様々な要因で、DXFはすたれつつあります。

OpenDWGのは、AutodeskのDWG関連技術をリバースエンジニアリング(逆解析)によって、築いています。最初は、Autodeskの技術者がドロップアウトして、組織を立ち上げたようですが、DWGも進化しますので、その部分はリバースエンジニアリングで補っているようです。この技術によって、IntelliCADというAutoCADそっくりのCADが出回っています。以前、OpenDWGの中心的役割を果たしていたのは、visioでした。今はマイクロソフトに吸収されたvisioです。興味深い関係性です。

私の仕事の3割くらいは、OpenDWGライブラリを使いこなすことです。DWG読み書き機能のトラブルに対して、ホームページにサポートサイトなどから情報を得て、対処するわけです。全て英語なので苦労しています。日本語サイトが出来ないかと、淡い希望をもってるのですが、無理のようです。

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