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ソフト開発

マルチスレッドプログラミング(VB.net編)

投稿日:2018年8月11日 更新日:

マルチスレッドプログラミング(C++編)に続き、今度はVB.net編を公開。マルチスレッドプログラミング(C#編)はこちら。
Visual Studio 2010 VB.netのプロジェクト一式はこちら。

Cしか書けないアラフィフのおいらがVBをいきなり書けるようになるわけないので、以下のコードは人に書いてもらったもの。おいらがやったことといえば、ちょちょいとUIの説明文を変えただけ。C#に書き換えるくらいのことはやろうと一瞬思ったんだけど、いかんせんモチベーションがあがらずVBのまま公開することとした。

マルチスレッドゆえの注意事項も案内してもらったので、以下に記載。
其の一、スレッド実行中はメインスレッドと共有する値を変更してはいけない。どうしても変更したいなら各種同期オブジェクトを使用すべし。ManualResetEventは同期オブジェクトなのでよいし、32bit以下のデータ(Boolean、Integerなど)は書き込んでもOK。canceledはBooleanなのでOK。
其の二、スレッド内から直接コントロールを触ってはいけない。どうしても触りたい場合は、デリゲートを作成した上でMe.Invoke()経由で実行する。

以下、ソースコードを転記。

Imports System.Threading
Public Class Form1
    Private canceled As Boolean = False
    Private count As Integer = 0
    Private workerThread As Thread
    Private mre As ManualResetEvent = New ManualResetEvent(True)
    Private Sub Button1_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles Button1.Click
        Button1.Enabled = False
        Button2.Enabled = True
        canceled = False
        ClearCount()

        workerThread = New Thread(New ThreadStart(AddressOf Work))
        workerThread.IsBackground = True
        workerThread.Start()
    End Sub
    Private Sub Work()
        Try
            Dim i As Integer
            For i = 1 To 10
                Me.Invoke(Sub() IncrementCount())
                Thread.Sleep(3000)  'この処理を実際の時間がかかる処理に置き換える
                mre.WaitOne()
                If canceled Then
                    Me.Invoke(Sub() ThreadCompleted(1))
                    Exit Sub
                End If
            Next
            Me.Invoke(Sub() ThreadCompleted(0))
        Catch ex As Exception
            Me.Invoke(Sub() ThreadCompleted(2))
        End Try
    End Sub
    Private Sub ThreadCompleted(ByVal state As Integer)
        If state = 0 Then
            MessageBox.Show("正常終了", "情報", MessageBoxButtons.OK, MessageBoxIcon.Information)
        ElseIf state = 1 Then
            ClearCount()
            MessageBox.Show("中断", "エラー", MessageBoxButtons.OK, MessageBoxIcon.Error)
        Else
            ClearCount()
            MessageBox.Show("異常終了", "エラー", MessageBoxButtons.OK, MessageBoxIcon.Error)
        End If
        Button1.Enabled = True
        Button2.Enabled = False
        canceled = False
        workerThread = Nothing
    End Sub
    Private Sub Button2_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles Button2.Click
        mre.Reset()
        Try
            If MessageBox.Show("中止しますか?", "質問", MessageBoxButtons.YesNo, MessageBoxIcon.Question) = DialogResult.Yes Then
                canceled = True
                Button2.Enabled = False
            End If
        Finally
            mre.Set()
        End Try
    End Sub
    Private Sub Form1_FormClosing(ByVal sender As System.Object,
        ByVal e As System.Windows.Forms.FormClosingEventArgs) _
        Handles MyBase.FormClosing
        If workerThread IsNot Nothing Then e.Cancel = True
    End Sub
    Private Sub ClearCount()
        count = 0
        UpdateText()
    End Sub
    Private Sub IncrementCount()
        count = count + 1
        UpdateText()
    End Sub
    Private Sub UpdateText()
        Label1.Text = String.Format("時間のかかる処理を実行中。{0}/10", count)
    End Sub
End Class

以下の記事を読むと、マルチスレッド処理(非同期処理)についての歴史や最新技術がよくわかると案内されている。ふむふむ、おいらでもよくわかるように解説されているなぁ。やっぱasync/awaitか。。
.NET開発における非同期処理の基礎と歴史

-ソフト開発

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