フロッピーディスクに替わるメディアがなくて困っている。
書き込み可能、安価、配布することが可能なもの。
パソコンに必ず着いているインターフェースと言えば、USBポート。
ということで、USBメモリが一番有力だ。
いいものを見つけた、と思ったら販売終了になっていた。
バッファロー RUF-Q16/4P
2006年の4月頃に発売されたようだが、今はもう売っていない。
16MBのUSBメモリが4つ入っていて、実売価格3480円。
1個につき、870円。
まさに、フロッピーの後継を狙っていたようだ。
敗因を分析してみる。
デザインが悪い。
円盤上の形をしており、キャップをはずすと扇状になる。
PCのUSBを差す場所はとってもせまいわけで、
そこにこんな幅をとるようなものを差したら、
他のUSB機器が差せなくなるではないか。
いくらフロッピーの後継だからといって、
円形にすることはなかったと思う。
あまり小さくしすぎると、なくしやすいという面もあるけれど。
値段が高い。
1枚40円程度のフロッピーと比較してはいけないが、
20倍以上では、話にならない。
せめて500円を割り込まないと、流通することはないだろう。
近頃はやりのデータ流出事故の影響。
手軽にデータを持ち出すことが可能なUSBメモリは
目の敵にされている。
16MBもあれば、重要なデータをコピーすることができてしまう。
そういう意味では、もっと容量を少なくしたほうがよかっただろう。
思い切って、フロッピーと同じ容量の1.44MBに押さえ込んでしまう
というのはどうだっただろうか。
ところで、近頃は大容量のUSBメモリがとっても安くなっている。
価格.comで値段をチェックしてみたら、
なんと、8GBが2,979円なり。
おいらが2GBを1万円くらいで買ったのは、ほんの1年前だ。
128MBを1万円くらいで買ったのは、3年ほど前だった。
ばかげた大容量化と低価格化だ。
小容量USBメモリ。
どこかのメーカーが、またチャレンジしてくれることを期待している。
IOデータさん、どうでしょうか?
小容量USBメモリ
投稿日:
執筆者:cad