【Jw_cadのUnicode対応】
Jw_cadは無料のCADとしてちょー有名かつ歴史がある。先月の6/21にVer10.01がリリースして、Unicode対応された。そんな大きな変更があったというのにデータバージョンが700のままだというのが不審だったが、少し調べたところその妥当性がわかってきた。文字セットについて、マルチバイト文字セットを使用するから、Unicode文字セットを使用するに変えることは、とてもタイヘンなこと。マルチバイトというとややわかりずらいがShift_JISのことと同義。半角が1バイトで全角が2バイトだから、文字によってバイトが変化してマルチバイトと呼ぶ。Unicodeでは文字の種類に関係なく固定の2バイトで扱う。charがTCHAR(wchar_t)になる。文字数の上限で?バイトと表現するのはマルチバイトの考え方で、Unicodeでは?文字となる。Jw_cadの変更点には「ソースを大幅に改変した」と書かれている。MS-DOS版から引き継がれてきたコードなので、さぞかしタイヘンなことだっただろう。不審だけど妥当に感じたというのは、CStringという文字を扱うMFCクラスに関わること。Unicode対応プログラムではCStringAというクラスでマルチバイト文字を扱える。うちのCADがJWWを読み込む場合は、CStringAの変数でシリアライズしているからShift_JISの文字コードが読み込める。このCStringAをCStringに変えるだけで、特に不整合なくUnicode対応したJWWを読み込めるということ。Unicodef化してないJWWであったとしてもCStringクラスが勝手に何でもやってくれるんじゃないかという想定。JWW書き出しでも同じこと。ん~、ホントにそうだろうか。。もう一方踏み込んで調査した上で結論付けようじゃないか。
【ボーナス支給101%】
会社の業績は前年比でだいぶ悪いようだが、なぜかこの夏のボーナスは上昇した。有給取りまくりで残業ほぼゼロのおいらが前年比で101%なので、他の社畜民はもっと上がっていて106%とか110%の支給率だった。額面が3桁ちょい超えに対して、手取りが80マソってところ。やる気レスな55歳オジサンなので、傍からは働かないおじさんと見られていることだろう。与えられた最低限の業務はこなすものの、それ以上の成果を出さなかったり、責任を回避したり、変化を嫌う傾向があるのが働かないおじさん。最後の変化を嫌うというところだけはちがっていて、今まさに変化しようと関係各位と折衝中。主体的に自らの行動によって、変化しようとしている。変化しようとしているおいらに対して、周囲は変化を嫌う傾向にある。放っとけば今まで通りの結果が出続けるというのは幻想であり、世の中そんなにおまえらの都合よく動かないということを明らかにしたい。という不満パワーもあるけど、これからの新しい形にワクワクしている部分のほうが大きい。組織の中で埋もれて自己肯定感が下がってしまった現状に対して、独力だけでどんな結果を出せるかを試してあがいてみようという試み。新卒で入った会社で32.5年も過ごしたわけで、そんな長い時間の中でやれることはやりきったという満足感もある。残り10年をそんな組織でいるんだかいないんだかわからん存在のまま居続けることには、夢も希望もない。ボーナス101%ということからも世間的にはいい待遇を受けてきたのは確か。別にうらみつらみがあるわけでもないので、関係を悪化させることなく静かにいなくなればいい。こんな心持ちなっているので、社員だったら妥協するような交渉事も強気になれて、自分優先の意思表示ができそうだ。この先働けるのは10年程度。そこで飛躍するのか停滞するのかはどうでもいい。自分で決めて自分で動くという形への期待があるだけだ。
【サーバー廃棄】
買ってから8年経過したサーバーを廃棄する。データを別サーバーに移行して、データ削除して、サイファーコマンド(cipher /w:ドライブ:)で空き領域を完全消去したので、シャットダウンしてきた。もう二度と起動することはなく、あとはマシン廃棄スペースに移動すれば廃棄完了となる。まだ動くから二次利用もありかと思って幾人かに打診するも、誰も欲しがらなかった。ストレージ4TB、メモリー32MBだから惜しいっちゃ惜しい。とは言え8年経過だからいつ壊れるかわからんもので、ディスクなんて消耗品なんだから捨てるタイミングとしてはいいだろう。このサーバーは、8年前にCADのためにどうしても欲しいとゴネて買ってもらったもの。これがあればCADの維持メンテができるという考えのもとにこの8年を過ごしてきたが、ここへきて別にサーバーなんてなくてもいいじゃんと割り切れるようになった。ため込んでいた2TB程度のデータを整理して、わずか100GB程度まで減らした。このサイズ感であれば別人が管理するサーバーに移動することは容易だった。サーバーに保存しているデータなんて、よーく分類していけば9割は不要なもの。ひたすらため込んでいるのが楽であるが、どこに何があるかがわからなくなれば、取っといても意味なし。必要最小限まで絞り込んでやった。去る者跡を濁さず活動は着実に進んでおり、このサーバー廃棄は大きい成果。キャビネット内にたくさんあったゴミは全部捨ててやったから、あとは自席にある私物を持って帰ったり、ゴミを捨てるくらい。過去のモノに依存するのはよくないので、ガシガシと捨ててすっきりしよう!