CAD日記

主にAutoCADのことについて書いているけど、近頃は投資系ネタに注力している。自動売買、仮想通貨、PC関係、プログラミングなど。@caddiary

仕事

麻雀仲間のMさんについて語ってみよう

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おいらが会社で麻雀を打ち始めたのは3年ほど前。課内に打てる人間がいたから打ち始めたんだけど、辞めたり異動してしまったりで課内にメンツがいなくなってしまい、課外でメンツを募るようになり今ではメンツ候補者が8人ほどになっている。会社ではクラブ活動が盛んでテニス・フットサル・サイクリング・野球観戦・写真・ボーリングなんて感じの健全なクラブがある。一方おいらが招集する麻雀部は、酒を飲みながら(微々たる)金をかけるという超不健全な組織なので、社内で公にするようなことはありえず非公認のクラブとして水面下で活動している。月イチペースでの開催に集まるメンツのうちの1名が、先日の月島・築地グルメツアーに行ったアラフィフ独身オジサンのOさん。そして今日ここで紹介するのは、メンツの中のもう1名のアラフォー独身オニイサンのMさん。オニイサンww。

【仕事】
おいらより5歳下って言ってたから42歳。10年ほど前においらといっしょに昇格して、辞令交付の場で席が隣り合わせになり二言三言しゃべったのがファーストコンタクト。神経質そうでありながら仕事はできそうな男だった。実際仕事の評価は高く、去年さらに昇格しておいらよりも役職が高くなり、責任感を持って日々遅くまで社畜として働いている。年下に追い越されることには最近慣れてきたもんんで、素直におめでとうと言えるし、責任が大きくなっていっぱい働かなきゃいかんよねぇー家畜のように。。なんて皮肉をいうのも忘れない。
おいらが開発担当であるのに対して彼は品質担当。品質を担保するためにやるべきことをやったかどうかをチェックする。品質に対してどれだけ考えて、どれだけ汗を流したかを見極める難しい仕事だ。以前は開発をやっていたこともあって、開発と品質の両方がわかるってことで重宝されている。おいらはながいこと開発しかやってきていないし、品質についてはあまり気持ちが向かないタイプなので、開発VS品質の場面ではいつもやりこめられている。

【学問】
東京の有名私立大学の理系卒。理学部数学科だったかな。CADをやっているおいらの組織の中には数学をやっていた人間が多い。あのGくんがそうだし、あと5年で定年のジジィもそうだ。おいらは工学部機械工学科なんで、数学を設計や製造などの実務で使う側の人間。彼らは、数学の小難しいことを何年もやっていたのだろうから相性がよくない。フェルマーの最終定理・リーマン予想なんてわからんぜ。現に課内の人間と話をしていてもおもしろくない。その点、彼の場合は確率統計という実世界のこと学んでいたようで、なかなか人間的におもしろいところがある。入社後数年は親会社の営業拠点でSEをやっていて、現場の苦しみを知っているのもよい。現場SEは半分営業でもあるから、そこでお客さんや同僚と接することにより人間性が高まったのだろう。なお、大学時代に勉強した確率統計学は競馬で生かされていて、競馬で黒字を出していて副業のうちの一つだと豪語している。毎週自宅からネットで馬券を買っていて、研究の成果や馬券の買い方をこんこんと伝えられたが競馬を年イチのピクニックとしか思っていないおいらには全くわからなかった。さらに麻雀も強い。10人くらいいるメンツの中で通算獲得ポイントダントツのトップ。ちょっと勝ちすぎじゃねってくらい。あんまり勝ちすぎるとおもしろくないから、ちょっとは負けてみたまえ。プラマイゼロをうろうろしているおいらを見習ってさ。

【家族・健康・食生活】
華はないであろう独身生活。アラフォーで未婚で1人暮らし。彼女がいるわけでもなく結婚には興味ないみたい。炊飯器、電子レンジが家にないんだって。白い米を自分で炊いて食うっていう素晴らしい文化を実践していない日本人がいるのには驚いた(アラフィフオヤジも同じく炊飯器を持っていないって)。電子レンジがなかったら、冷蔵庫にある冷えた食材をあっためられないわけだが、きっと食材を冷蔵庫に保管する習慣がないのだろう。外食またはコンビニであっためたものを買ってくるのだ。今42歳だから、まだこれから家庭を築くってことも間に合わなくはない。日々の不健康な食生活により若干メタボっぽいが、小ぎれいにしているし見た目はそこそこ女子受けはしそうだから、これから生涯の伴侶を見つけなさいと忠告しているんだけど、ぜんぜんその気はない模様。なお、自宅にはハムスターくんがいるようで家族として大事にしているって。
2年ほど前に大病を患って会社を1か月ほど休んだ。夜中に突然苦しくなって、声がでないから電話で救急車を呼ぶことができず、かろうじて体が動いたから、家からはいずり出てタクシー拾って救急病院に行ったとのこと。最初の1週間で生死をさまよって(本人談)、なんとか復調してきて、げっそりやせた状態で会社に出てきたときは心配したものだ。それまでオニのようにタバコを吸う人間だったが、これをきっかけに禁煙した。彼とはたまに昼メシいっしょに食うんだけど、日々の過酷なストレスの解消のためかおいらからタバコを1本うばいうまそうに吸っているので、そのうちまた吸い始めるのだろう。かなりの大病だったようだが、喉元すぎれば熱さはひっこむからな。
40過ぎまでずっと1人暮らししていたら、生活を誰かと共有するなんてできないのだろうか。孤独に対する耐性が強いのは間違いない。おいらのように1人暮らしをしたことがない人間(24歳まで実家にいて結婚と同時に実家を出た)にはわからん。でも人生わからんから、ある日劇的な出会いがあって相手にメロメロになって交際しはじめたと思ったらすぐにできちゃった結婚して、35年ローン組んでマイホームパパになることだってあるかもしれない。いや、ないか。

【最後に】
だいぶん語りつくしてしまったようで、他に何があるかなぁと考えている。よく言えば独身貴族。仕事では結果を出している。人生に勝ち負けなんてないけど、おいらは彼に半分負けて半分勝っている。自分らしく生きているのがエクセレント。価値観なんて人それぞれ。誰に何を言われようが自分が楽しけりゃそれでいいんだよなってことを彼から学んでいる。

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