AutoCADの属性の話。
図形に属性定義を付けてブロック化すると、
ブロック配置時にブロックごとの属性情報入力画面が出てくるので、
入力すると情報が保持される。
そうすると、部品表なんかが後からポンとできてしまう。
データ構造的には、ダイナミックテキストとほぼ同じ。
ATTDEFとATTRIBの2つの形があるから、少々ややこしいけど、
定義部と配置部と考えると仕組みも理解できる。
この属性ってやつが曲者らしい。
属性はブロック参照の中に組み込まれてるから、
文字部分だけを移動したり、削除したりってことができないからだと思う。
かといって、ブロックを分解したら属性定義になってしまうので、
結果「ID番号」とか「名前」という文字に変わっちゃうからね。
属性のままだと扱いにくいから、ただの文字にしたいってことになる。
ざっと見た限り、AutoCADにはそんな機能はなかった。
構想中のAutoCAD分解ツール「Exploder」にぜひ取り入れたい機能だ。
寸法やブロックを分解するのと同様に属性も分解してみよう。
構想だけは広がるけど、なかなか作業は進まない。