入社15年くらいで辞めた若者の後始末をしてやった。管理していたマシンをそのまま残していなくなり、WindowsUpdateとウイルスチェックが未実施の状態が続いていたし、机の上が散乱しており誰もそれを何とかしようとしない状況に嫌気がさして、おいらが手を出してしまったのだ。頼まれたわけでもなく、しゃしゃり出ていっただけなので、余計なお世話だったかもしれない。しかし、おいらの気を済ますためにもやらなければならなかったミッション。そこそこ新しいPCが誰にも使われずに放置されていた。それを有効活用したり、オンボロマシンに見切りをつけて廃棄したり、机の上をきれいにしたり。。作業環境を整えることは重要。使いもしないものをひたすら保管し続けることは堕落であり、効率的に仕事をすることを阻害する。いつか使うかもしれないという感情があるのはわかるが、大量にため込んだモノへの認識が薄れて何が取っといてあるのかがわからなくなり、ないのと同じ状態。ないのにあるという、まるで意味のない状況になるということ。去っていった人間の後始末をしてかれこれ30年。おいらが去るときは、物理的にも電子的にも仕事てきにもキレイさっぱり片づけていなくなってやろうと心に誓うのだった。
姪っ子内定ゲットがめでたい。今週水曜に我が家にやってきて、前泊した翌日に最終面談にのぞんだ。水曜夜は面接の練習をやってあげて、いろいろアドバイス。暗記した内容をしゃべるのはベースにあるとして、自分の言葉で話すというのも重要。聞かれた質問にまずは回答することが重要で、その理由や背景は後から語るべし。理由語りが延々と続くと、質問者側の心証を悪くする。特に後ろ向きな内容の話だとダメダメ。会話はキャッチボール。自分が伝えたいことを簡潔に話し、相手が聞きたいことにシンプルに答える。興味があるというのが重要で、その会社のこと、面接官のことに興味を持ってコトにあたれば、先方が自分に興味を持ってくれるはず。知りたいと思ったら調べるし、調べた結果としてさらに知りたいことが出てくるはず。果てのない戦いだが、それが人生のおもしろいところよ。社会人歴30年以上のおいらなので、いろんな経験をしてきた。姪っ子は社会人歴0年。来年4月からその歴史がはじまるので、多くを期待してもしようがない。今回内定が出たことで長く続けてきた就活が終わった。社会に出る前の予行演習。ほどよく苦労や失敗をして成長してほしい。失敗からしか得られないことがたくさんあるからね。
1938年生まれの父が亡くなったのが69歳で、2007年のことだった。丸12年後の2019年に十三回忌が予定されていたがコロナの影響で中止。ようやくコロナ禍が終わりをつげた頃には17回忌の時期になっていた。今日、実家の近くに母と兄一家と我々夫婦でその会が催される。七回忌までは親戚呼んで大事にしていたが、もういいよねと身内だけで行うことにしたのはいい決断。11時から寺で法要して、その後昼の宴に突入。そこには久しぶりに会う姪っ子(前述とは別)も来る。社会にもまれて5年くらい経たからたくましくなったかな。その姉は社会人としてオーストラリアに留学しているので欠席。家族みんなで父のことをよーく話そうと思う。残された母は82歳。年老いたものだ。あと何回会えるかわからない。はじまりがあれば終わりがある。感慨深いやな。