会社を辞めてみてしばらく経つが、Windowsプログラミングの礎となるMSDNの契約をやっとしたぞという報告。MSDNなんて言い回しは古くて、今はVisualStudioサブスクリプション。サブスクライバダウンロードとも言うし、Azure DevOpsを使うための基本契約でもある。
ちょっと前ならOSDNで年間5~6万円だったものが、OSDN事変と物価高騰によって様変わりしている。おいらが契約したのがnPressのもので価格は91,600円(税込み、年間)。サイバーロジスティック社。請求書を見たら、やけにウチから近いところにあったりして、愛着がわいてきている。
Professionalだからこんな金額で済むが、Enterpriseだとその7倍かかるという現実。所属していた会社で、おいらはEnterpriseの契約を持っていた。年間で63万円もの必要経費がかかっていたということ。アホだな。その63万円をまるで使い込んでおらず、9万円で十分じゃないかというのが今わかった。
辞めたところでやっている仕事はほぼ同じ。変わったのは、メインロードではないところの裏道街道の人間模様。待っていてもなにもやってこないから、わずらわしさがないけど、時間の問題でさびれていく感覚。ニッチで地味なことをしっかりやろうと思っているのは確かなので、よきこと。
やる気が減少したけど、いままでやる気がいかに搾取されてきたかもわかってきた。自己評価と他人評価が乖離していたのはなぜかって、都合よく利用されてきたからだ。やる気あんのかよ?って聞かれたら、ないですなと冷静かつ自信をもって答えられる。やりたいこととやらせられることが異なるのはいつの時代も同じ。劣化したのか、進化したのかは、歴史が証明してくれる。今を生きるおいらにとっては、自分らしくあれとただ思うだけ。
VisualStudioサブスクリプション Professionalの請求書91,960円が目の前にある。まだ金を払っていない。銀行振り込みだけの支払いで、みずほ銀行に振り込めば契約が締結される。55歳。重ねた年齢はCAD開発の歴史だ。