ながい事サラリーマンを続けていて定年が見えてきた人が退職を決意するなら、休職制度を利用すべきじゃないかということを、4カ月前に会社を辞めたおいらが切々と端的とガッツリと論じてみることにした。自分は実現できなかったけど、こんな美味い制度はないんじゃないかと少し後悔するくらいなので、該当者は読んでみるとよい。
以下は、6年ほど前に書いたおいらの記事。ちょっと長くて、読むのがメンドウだろうから、休職まわりの制度と金額についての要点を以下に列記する。
休職について調査して考えてみたこと
・休職制度は会社によって、ない場合もあるし、あるとしても違いがある
・最長で2年と定められている会社が多い
・有給休暇があれば、使い切った上で休職とするのがよい
・有給休暇+ストック休暇で最大の140日あれば、7カ月間はフルの給料がもらえる
・健康保険組合が疾病給付金という制度を運営している
・健康保険組合は会社とは直接の関係がない(もちろん間接的には関係ある)
・疾病給付金は最大1年半の間、日給の2/3の金額が支給される(つまり賞与は除外されるということ)
・年収600万円なら日給2万円となって、その2/3が支給されたら1.3万円となる
・月に20日だから1.3万円×20日=26万円/月が支給される
・これが24カ月続くので、休職の2年で624万円/支給される
・有給休暇と休職(疾病給付金)をフルに使えば2年7カ月のあいだ、まったく仕事をせずにしっかりと食っていける
会社を辞める決意ってのはそうそう簡単ではない。おいらの場合は5年くらい考え続けて、徐々に決意を固めていって、最後の1年間で家族を説得したり仕事のコアな関係者に説明して、外堀をしっかり埋めてから行動した。きれいさっぱりと縁を切るという形ではなかったので、休職という形はとれなかった。年初に40日あった有給休暇を30日使った程度であり、ここで10日分損をしたし、ストック休暇100日には全く手をつけられず、休職なんてことは言いださなかった。在職中にやっていたメインの仕事を少し距離をおいて継続する形だったので、その仕事を停滞させるわけにはいかないから、週休3日はうれしいねなんて小さな喜びを得ていた程度。
一方で、クソ上司によるクソな指示に従わざろう得ない日々を過ごしてやってらんねーと日々思っていて、もうじき定年だというサラリーマンなら事情が全くちがう。有給を使いまくったり、休職使いたいなんて言い出すと、恩を仇で返すのか!なんて言う輩がきっといる。でもそれが何だというのだろう。都合よく部下を使いたいだけのクソ上司の言い分を聞いて、自分が得られる権利を捨ててまで、いい人を維持して何になるか。世の中、金でケリが付くことはけっこう多い。もちろん全部ではないから、金でケリが付くことが何なのかを今一度自分の中ではっきりさせておくとよい。長いサラリーマン生活で会社の利益に貢献したと自負をしながら、立つ鳥跡を濁さずなんてキレイ事だと割り切って、最後はきっちりと会社を利用してやるべき。
リーズナブルって何かって、「理にかなっている」「合理的である」「妥当である」こと。昭和に生まれて平成初期をサラリーマンとして過ごした我々世代にとっちゃ、会社に対して弱い姿勢があったりする。みんなが右へならえで同じように滅私奉公で行動してきた。でも近頃の若者はそんなことなくて、上司や同僚とな関わりが低く、入社して数年で去っていくし、自分らしさを大切にして生きている。これぞ多様性であり、こんな時代感なんだから昔の価値観にしばられず、上層部や上司に忖度せずに、自分らしく決断をしてリーズナブルに生きていくべし。