CAD日記

主にAutoCADのことについて書いているけど、近頃は投資系ネタに注力している。自動売買、仮想通貨、PC関係、プログラミングなど。@caddiary

AutoCAD

黒丸矢印

投稿日:2010年3月11日 更新日:

AutoCAD寸法の黒丸矢印が特殊だということを以前書いた。
円をポリラインで
AutoCADで書いたDXFを、Jw_cadで開くとこんなことが起きるわけだ。
黒丸矢印
これを、半円ドーナツ化現象と呼ぶ。
(正確に言うと、ドーナツのように中抜きにはなっていないが。)
気持ちはわかる。
ポリラインの頂点が2つで、閉じるフラグが立っているから、
半分回ってそこから直線でつないでいる。
つまり、2つ目の頂点のふくらみを無視しているってことだ。
ふくらみを考慮すれば、円となって少しはましになる。
しかし、それだけでは円の大きさが半分になっていることに変わりはない。
AutoCADの黒丸の輪郭部分を正確に表現するなら、
ポリラインのセグメント幅、つまり線の太さを考慮する必要がある。
頂点の座標は黒丸の半分のところを通っていて、セグメント幅によって、
厚みを出し、結果として円を塗り潰したような状態になっているのだ。
大きさを維持しつつJw_cadに渡すなら、塗り潰しハッチングにするか
二重の円で表現するしかないだろう。
確か、Jw_cadは円の中を塗り潰すくらいのことはできたはずだけど、
たぶんDXF変換時にそこまで考慮してくれはしないだろう。
よって、二重の円にしておくのだ妥当といえる。
これを、二重円見た目変換と呼ぶ。
条件を満たす場合に、以下の円に変換すればよい。
円1:頂点1と頂点2の中点を中心として、半径は頂点1と頂点2の距離の半分
円2:中心は円1と同じで、半径は円1の2倍
円2の半径に関しては、セグメントつまり線幅を考慮して、円1の半径+線幅÷2
となるだろうと思ったら、実際は違っていた。
中心方向の線幅が重ならない、つまり中心点を超えて線幅は太くならない
という法則があるようだ。
二重円化
AutoCADのポリラインは奥が深い。
しかし、いい成果が出たようだ。

-AutoCAD
-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

no image

異尺度オブジェクト

AutoCAD2008オブジェクトを解析中だ。 何と言っても大物は、異尺度オブジェクト。 注釈、つまり文字が含まれるオブジェクトに対して設定可能なもの。 目的は、ビューポート内に表示されている文字を、 …

no image

AutoCAD 2018

あとひと月ほどでAutoCAD新バージョンがリリースする。3/20の週になることだろう。今回久しぶりにDWGフォーマットが変わるらしく、何だか面倒なことになりそうだ。情報ソースはAutoCADのwik …

no image

Teighaが何なのかを知りたければココを読め

Teighaとは?

no image

2008寸法

AutoCAD2008が出てから早1年が経とうとしている。 巷では、2009関連の情報が出回り始めている。 はやいとこ、2008DWGの変更点を調査するつもりでいたが、 無情にも月日だけが経過していく …

no image

マルチテキストの定義幅

マルチテキストで新発見。 定義幅って項目があり、これによりマルチテキストの幅が決まって、 それを越える文字があれば改行されてるというもの。 DXFコードでいうところの41:参照矩形の幅だ。 普通だった …

PREV
戸田
NEXT
AutoCAD2011