かなり昔の話ですが、台湾に出張したことがあります。
いったいいつ行ったのだろうと思い出そうと努力してみましたが、
無駄なあがきでした。
20世紀だったのは間違いなさそう...
新しい会社を、現地企業で立ち上げて、CADビジネスを展開しようというものでした。
AutoCADが中心ですが、そこに自社CADの中国語版を投入しよう!
という斬新な企画です。
もちろん、今は残っていません。
中国語環境のパソコンで動作するアプリケーションを作ったわけですが、
けっこう大変そうでした。
当時の私は、技術力が低く中枢に触れることがあまりなかったので、
その苦労をよく知らないのは残念なことです。
わざわざ出張して何をしたのか、というと。
フェアー対応です。
フェアーで説明員をする人に、CADの機能を説明します。
また、フェアーに来た人に直接説明するのです。
むこうの人は、英語がわかります。
また漢字もある程度わかります。
英語も漢字もよくわからない私にとっては苦痛でした。
漢字って書こうと思うと、けっこう書けないものです。
でも、わからないなりにコミュニケーションをとれたと思います。
ポイントは、度胸と根気ですかね。
季節は夏、とっても暑い夏でした。