みざる、いわざる、きかざる。
はげましざる。
屋根にいた龍。
眠り猫。
以上、日光東照宮にいた印象的な動物たちである。
たいして意味はない。
日光に行ってきた。
片道180キロの道のりと、東照宮の200段の階段は厳しかった。
サクサクと階段を上がっていく若者を憎らしく思いながら、
足腰が悲鳴をあげるのを感じた。
帰路の東北自動車道は眠気との戦いだった。
でも、昼に食った金谷ホテルのカレーはうまかった。
栃木新名物のレモン牛乳も飲んできた。
おみやげは、佐野サービスエリアで買った宇都宮餃子と
佐野ラーメン。
佐野ラーメンとは、ラーメン店「支那そばや」店主の佐野実に
師事した者たちが作るラーメンのことでなく、
栃木県佐野市を中心として発達した平麺が特徴のラーメンのことだ。
そんなこたぁ、みんな知っていると思うが、
おいらが勘違いしたくらいだから、そう思っていた人間もいるはずだと思い、
ここで事実を明らかにしておいた。
中央環状線山手トンネルの開通により、東北道や常磐道が近付いた。
都心環状線を通らないので、大きな渋滞を避けることができる。
この震災による影響もあってか、道は総じて空いていた。
悔いが残るのは帰り道で、中央環状線と外環を間違えて、
関越道の大泉ジャンクションで降りてしまったこと。
これによりいつも混んでいる環八を走らなければならなくなり、
30分程度の時間をロスしたと思われる。
日光といえば思い出す。
高校生のころに、バイクで行ったこと。
おいらは中型の250ccだったから、別になんてことなかったが、
友人数名は原チャリの50ccだった。
原チャリはガソリンタンクが小さいので、すぐガソリンがなくなった。
まだ空いていないガソリンスタンドで、開店まだ待った。
いろは坂では、黒くて大量の煙が出始めて、壊れるかと思った。
いろは坂を原チャリで上るのは無謀というものだし、
よく考えたら、エンジンブレーキなどない原チャリで、
あの急激な下り坂を下りるのはとっても危険なことだと思う。
今度みんなに会ったら、その時の思い出話を切り出してみよう。
日光
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執筆者:cad