去る5/23、Autodesk Slution Day 2007へ行ってきた。
ずいぶん時間が経ってしまったが、その記録を残しておく。
ロイヤルパークホテル。
水天宮駅からすぐの立地。
Autodesk Universityの際に行って以来だ。
●鈴木裕二のAutoCADアップグレード指南
AUGの副会長、U2さんによるセッション。
アド設計代表で、AutoCAD関連の著書多数。
近頃私が注目している人でもあったので、一度話を聞いてみたかった。
ユーザーの視点に立った、大変興味深い話が聞けた。
AutoCAD2008とAutoCAD2005を例に出して、
機能比較やデータ互換性、運用方法などなど。
2008新機能だと、異縮尺オブジェクト、EXCELと連動する表、
マルチ引出線、3D、DWFなどに触れていた。
最後に少し、「レイアウト-モデル変換」の話があった。
Wishリストで毎年上位にランクされていたこの機能が、
ついにAutoCAD2008ユーザー向けに配布されていると。
現在α版がダウンロードできる。
6月中には正式リリースされるらしい。
来年リリースされる2009では標準実装される。
さてさて、どの程度の完成度になるだろうか。
●AutoCADが開く新しい利用分野
Autodesk社員 伊勢崎氏によるセッション。
Vista関係の話が多かったように思う。
印象に残ったのは、AutoCADとは関係ない話だ。
Vistaのエクスプローラには、メニューが表示されなくなった。
ファイル(F)、編集(E)、表示(V)...と出るやつ。
Altキーを一度押すと表示されるんだって。
知らなかったし、そいつは便利だと思った。
目からうろこ。
それ以外の話は。
XPS(XML Paper Specification)、DWFX。
64ビット版→10~30パーセント速度向上、メモリが大量に使える。
2007 SP2で、Vista対応予定。
コンセプトデザイン。(3D系、ダイナミックUCSなど)
ネットワークライセンス。(MacrovisionのFLEXlm)
自分の仕事に直結する、有益な話が聞けた。
●2Dと3D混在環境における設計・運用ノウハウ
予定ではこれも聞くはずだったが、仕事がバタバタしていたため、
前日になってキャンセルした。残念だ。
記念品をもらった。
電卓付き定規。
実用に使うかどうかはともかく、なかなかよいものをもらった。
会社のマイデスクの上置いておくと、“様になる”だろう。